「冷え」は諸悪の根源
こんにちは
薬剤師・漢方アドバイザーのラニです。
冷え症というとエアコンが苦手、手先足先が冷たい、というイメージ
実は、実は暑がりさんにも隠れ「冷え」があるのをご存知ですか？
体温が１℃下がると免疫力が30％下がると言われています
基礎代謝も下がるので、痩せにくくなります
冷えは美容と健康の大敵です。
冷えの原因は様々
代表的なものを紹介します。
＜冷えの原因＞
血液循環の悪化
筋肉量が少ない
女性ホルモンバランスの乱れストレスの影響
冷え症のタイプも様々
冷え症にはいろいろなタイプがあります。
＜冷え症のタイプ＞
四肢末端型（手足先が冷える）
下半身型（足が冷える）
内蔵型（手足は温かいがお腹を下す）
全身型（基礎代謝が悪く体が寒い）
冷え症を解消する方法
冷え症を解消する方法を紹介します。
血流を良くする
ぬるめ40℃くらいの湯船に10〜20分浸かる
体を温める食事をとる。生姜がオススメ
オススメはウォーキング30分とスクワット20回
下半身には全体の筋肉の60〜70％があるため効果的
リラクゼーションや睡眠を十分とる
女性ホルモンのバランスを整えるには漢方がオススメです。
更年期になると女性ホルモンのバランスが崩れてきやすくなり、冷え症の症状が強くなることがあります。
オススメの漢方を紹介します。
血の巡りが悪く、冷えてむくみやすくめまいや頭痛、月経痛がある方には「当帰芍薬散（とうきしゃくやくさん）」
血の巡りが悪く、下半身は冷えているのにのぼせている「冷えのぼせ」には「桂枝茯苓丸（けいしぶくりょうがん）」
「冷えのぼせ」があり、疲れやすくイライラ・怒りっぽい方には「加味逍遙散（かみしょうようさん）」がオススメです。
冷え症は女性だけではありません。
男性の隠れ冷え症も気づかないうちに病気の原因になってしまうので、注意が必要です。
内から外から温めて健康を保ちたいですね