風邪が治らない!どの薬をのむ?
漢方アドバイザーのラニです。
家の薬箱には自分に合う漢方がぎっしり。ちょっと体調が悪いかも?と思ったら、漢方をのめばスーっと症状が軽くなっている、だから漢方が好き
かれこれ4年くらい風邪もひかず、コロナもインフルも無縁でしたが、今月風邪をひきこじらせてしまい大変でした こじらせた理由は、解熱後すぐに旅行に行き、アクティブに動きまわり、薬をのまずに体調が悪くなったのに放置してしまったことです。
漢方を数種類持っていったものの体調の変化に対応できず、しかも保険証も不携帯。
自己管理ができていないのが裏目に出ました。
今は元気になったので振り返ってみます。
発熱
なんか寒いと思い体温を測ると39℃超えの発熱! 明後日から九州旅行、無理かも……と思いながら麻黄湯(まおうとう)をのみお布団をかぶり寝ることに
翌朝には36.8℃に下がり一安心
解熱後の喉の違和感
咳も鼻水も出ていない、でもちょっと喉に違和感が残る感じだったので、柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)と半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)をのんで翌日からの旅行に備えることに。
翌日、予定どおり九州へ。
体調は良くお気に入りの水炊きのお店に行き、満開の桜を見てからPayPayドームへ移動。ソフトバンクホークスの試合を観戦。
試合後に水分欠乏で喉がカサカサ、声がかすれてしまい会話が困難に。でも食欲は衰えず屋台へ。症状が変わったので持ってきた薬では治らないかもと不安を感じながら就寝。
次の日は佐賀武雄温泉らかんの湯へ。チームラボとのコラボで幻想的なフロント。
2019年、2020年、2021年サウナシュラン1位のサウナで癒されました
声は出るようになったものの今度は喉が痛い
次の日は壱岐島へ。
「日本のモンサンミッシェル」と呼ばれている小島神社へ。
潮がひいたときにしか参道が現れないので、参拝はそのタイミングのみ。ラッキーなことに参道が現れて他に観光客がいなかったため独占できました
喉が痛いけれど、手持ちの漢方がきれてしまい気合いで乗り切ることに。
激しい喉の痛み
帰宅後、喉の痛みをとろうと桔梗石膏(ききょうせっこう)をのみ、苦しい痛みは解消!
次に待ち受けていたのは咳少しずつ咳が出始め、痰が絡み就寝時咳で起きてしまい止まらなく眠れない始末。
止まらない咳(夜間眠れない)
乾いた咳には麦門冬湯(ばくもんどうとう)が効くので2日間のんだけれど、スッキリしない。今回の咳はタチが悪い。
長引く咳
翌日外せない用事があったので呼吸器内科を受診。
「咳が長引くのは良くあることですよ。自然に治ります」と返されそうになったので
インフルやコロナで長引く咳に効くといわれている竹茹温胆湯(ちくじょうんたんとう)と痰が出る咳によいといわれている清肺湯(せいはいとう)を処方してください!とお願いしたら、「わかりました」と快諾。
この2つをのんだらその夜から咳がピタリと止まりました
今回の風邪はこじらせてしまったので発熱から9日間かかりましたが、症状に合わせてすぐに漢方をのめていたら、こんなに長引かなかったのではと反省。
でも自分のからだで症状を見ながら漢方を試せて効き目を確認できたので、今後に活かせるなぁと
最近、周りでも風邪とか咳とか長引いている人が多いのでみなさまおきをつけください。