ミャンマーを含むアジア諸国現地調査の旅 その2 | 熱血講師 ショーン 近藤 Leadership & Language Boot Camp

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ミャンマーを含むアジア諸国現地調査の旅 その2

 

先ず、今回の視察の旅のメインはミャンマーの現状を知ることでした。実際にその土地に行き、その土地の空気を吸って、その国を感じること。そして人々を見て、彼らに触れて、そして交流していく。文化や宗教、人々の傾向などをつぶさに観察し、客観的に理解をする、これらに重点を置き将来事業展開の資としなければなりません。ここで、短い旅程の中でより効率よく多くのミャンマー人の方々と現地で交流できるように、以前、知り合ったとある会社の社長さんから彼の知り合いのミャンマー人経営者を紹介していただこうと考えました。M女史に設定していただく旅程の中でも多くのミャンマー人の方々と会う予定でしたが、そこにプラスアルファというところでより多くのミャンマー人の方々からミャンマー経済の現状、また彼らのニーズの把握が出来るのではないか、と考えたのです。更に、この旅は、その社長さんの計らいもあり、ミャンマーからマレーシア経由でインドネシアへも足を伸ばすことになったのです。彼の支援もあり、旅程の後半部分は設定していただきました。

 

その頃、私は弊社語学教室部門の事業譲渡に忙殺されており、なかなかミャンマー視察を含む東南アジアの旅に関し力を傾注できず、関係者に御迷惑をかけたと思います。この場を借りて陳謝させていただきます。

 

忙しい日々を過ごしているある日でした。10月に入り暑さも一段落ついた頃です。毎日車で出勤していましたが、その日に限って歩いて通勤しようと思いました。車で通勤すれば約15分程度。徒歩でも40分程度で職場に着きます。その日は軽快に通勤でき、通勤途中に出会った保育園児(だと思う)の散歩の列を微笑ましく眺めていました。そして職場まであと1キロ位のところにある交差点に差し掛かった時、ふと車道に目をやると、結構大柄な女性が道路のど真ん中に立っているのが目に留まりました。その女性は、私の方を見ているのではなく、私の進行方向を向いていたので、顔は見えません。その時、私は咄嗟に「なんであの女性は道路のど真ん中に立っているんだろう?」と思いました。彼女の横には青い車が信号待ちで停車していました。そこで、「あ~、彼女は、この車から降りて、多分運転手の人に話しかけて、今立ち去ろうとしているんだな。多分、運転手は、彼女の旦那さんか、彼氏なんだろう。」と思いました。そこで私は横断歩道を渡って、その車をのぞき込み、運転手さんを見てみようと思いました。女性の後ろ姿から判断すると、大柄であったため、多分「外国の方」だと直感的に思っていました。そのため、彼氏か、旦那かわからないけど、運転手も外国の方かな?と勝手に思っていました。しかし、車を覗き込んだものの、日本人か外国人かも判別できず、ただ眼鏡をかけている男性が、特に横に立っていた女性を気にすることもなく運転席に座っている姿を見ただけでした。その時、「あれ、この車の運転手は、この女性と何も関係ないのかな?」と不思議に思ったのです。そして、私がその車の横を通過すると、その女性は歩道にスーッと進んできて私の前を歩きだしたのです。私が、何故、その女性を注視してしまったかと言えば、いくつか理由があります。先ず、車道の中央に立っている不自然さです。普通、いないですよね。危ないですもん。でも彼女は立っていました。注目せざるを得ないわけです。更に彼女は大きかった。次に注目したのは、彼女の服装です。秋深まったとはいえ、彼女は真冬に着るような厚手のコートを羽織っていました。私にとっては、十分目立つ存在でした。その彼女が私の目の前を歩き始めたのです。勿論、興味が涌きました。「どんな女性なんだろう。不思議だ。」これが率直な感想でした。そして、ものの10メートルも進むか進まないかのうちに彼女が立ち止まったのです。「えっ!ちょっとどんな人か見てみよう。」と思ったのです。そこから不思議体験が始まったのです!