時間が無い!でも、ナイジェリアは勝った! | 熱血講師 ショーン 近藤 Leadership & Language Boot Camp

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時間が無い!でも、ナイジェリアは勝った!


いよいよ、始まりましたリオ五輪!開会式の前ですが、早速日本のサッカーチームは初戦を迎えましたね。


ナイジェリアチームは、トラブル続きで合宿地であるアメリカからブラジルへなかなか移動できず、これは日本の不戦勝になるのか?という憶測 speculation も一部では流れましたよね。


第1の問題は、金が無かった。


つまり、They were short on cash! だったのです。


お金が無いから、飛行機に乗れない。


でもナイジェリアチームの有力選手のポケットマネーで飛行機をチャーターし、移動しようと試みました。


ところが、全員が乗り切れず断念。


結局ブラジルへの移動について計3回延期することになり、もはや、駄目か!?と思われたときに、まさに「捨てる神あれば拾う神あり」= When one door shuts, another opens. 現象が起きました。


アメリカの会社がチャーター機を手配してくれ、何とか試合6時間前にブラジル到着となったわけです。


So, their time was running short. 「彼らに残された時間はほとんどなかった」わけです。


試合90分前にはスタメンを主催者側に報告しなければならないなど、大変だったはずです。


ナイジェリアチームの選手にはそんな危機感はなかったと思いますが。


その点、日本チームは、しばらく前にブラジル入りし万全の準備で迎え撃つ予定でした。


しかし、結果は、驚きの5対4で日本の負け。


私は、びっくり!前半終えたところで3-2で負けていたときもびっくりしていましたが、後半でどうにか逆転するだろうと思っていましたが、駄目だった。


これは、何だったんだろう?


ナイジェリアチームが強すぎたのか?


そうなのか?


日本チームに対して様々な批判が巻き起こるんだろうなと、思っています。


次の試合の結果いかんによっては大変だろうな、と思います。


手倉森監督に対してのバッシングも大きくなるでしょうね。


実は、私も青森出身ですから、手倉森監督は同郷(隣町ですが)の先輩なんですよね。


同じくらいのジェネレーションですから、私が中学生の頃から彼は有名でした。


五戸の手倉森兄弟(双子)は、スーパー有名でしたね。


結構モテていたんじゃないかな、と思います(憶測ですけど)。


ですから、個人的には、「頑張っていただきたい!」と思っています。


次こそ!という意気で戦ってもらいたいと思います!


「負けられない戦いがそこにはあるんです!」って感じです。


さて、今日の重要表現は、 time is running short です。


「残された時間はそんなにない」という意味ですね。


きっと、ナイジェリアの選手たちは、私達日本人と違って時間に対する感覚は大きく違うんでしょうね。


試合開始まで6時間しかない! Our time was running short until the game と感じるのか、6時間もある、We still have 6 hours until the game なのか、大きく違いますよね。


アフリカでは、「出来事時間」という考え方で動く傾向にあると言われています。


例えば、「日が昇った後に会おう」、とか「牛が家に戻ってくる頃に君の所に行くよ」といった具合です。


正確に何時に会うのか、来るのかよくわからないんです。


でも、彼らにとって重要なのは自然環境や状況の変化に対応して動くことなのです。


ですから、農作業するときでも7時に仕事を始めようが、7時30分に始めようが、8時に始めようが大した問題ではないのです。


要は、自然の変化に対応して柔軟に仕事を組み立て、干ばつ、洪水、害虫被害に上手く対応して結果を出せばいいわけです。


そうして日々の生活を紡いでいくんですね。


そんな時間に対する考え方を根底に持っている人達ですから、私達が焦るような時間的切羽詰まった状況でも、彼らにとっては、「まだ余裕があるじゃん。ブラジル着いてからササッとパス回しすれば、いつものコンディションになるよ。」位に考えていたのかもしれませんね。


これからサッカーも含め、多くの競技が進行していきます。


一つでも多く日本がメダルを獲得できるように日本選手団を応援していきましょう!