東京五輪で野球復活 Turn the tables
さて、早朝からビッグ・ニュースが舞い込んでまいりました!
リオで行われたオリンピック総会で東京五輪における追加種目の競技が行われていましたが、満場一致 unanimity で5競技18種目の正式採用が決定いたしました。
日本念願の野球とソフトが選出。
また空手、ロッククライミング、サーフィン、スケートボードが決定!
オリンピック委員会が注文を付けた「若者へのアピール」と、大会組織委員会が考える「国内の盛り上がり」を考慮した上でのプレゼンとなったようですね。
この決定に至るまでの道のりは決して平たんであったと言えなかったようです。
特に「野球」に関しては、野球賭博の問題、米大リーグ開催中によるメジャーの選手の出場問題など、まだ多くの問題がありました。
一部の関係者は「野球競技採用」に関して懐疑的 skeptical な考えを持っていたのでした。
その最たる理由は、「五輪は、スポーツ大会の至高のもの」でなければならないという哲学です。
野球の最高峰と考えられているメジャーリーグの選手が出ないのであれば、五輪への採用は「相応しくない」と考えられていたのです。
しかし、今回は総会において満場一致で採用が決定したのです。
勿論、日本プロ野球において起きた様々な不祥事も決定を難しくさせた要因だったのかもしれません。
当初の状況は芳しくなかったのかもしれませんし、未だに解決しなければならない問題は山積しています。
しかし、とにもかくにも決定です。
形勢逆転です。
このことを英語では、 turn the tables と言います。
これは、ゲームのバックギャモン backgammon からきた言葉で、競技者の位置が変更することによって、形勢が逆転することから生まれた言葉のようです。
では、使い方を見ていきましょう。
They beat us badly at cards last night, but tonight we hope to turn the tables on them. 「昨晩は、カードで彼らにこてんぱんにやられたけど、今夜は形勢逆転できればと思っている。」のように使います。
世の中、諦めなければ何とかなるっていう言葉あるじゃないですか。
諦めなければ、今は苦しい状況 be in a terrible plight でも、きっと、 turn the tables するチャンスが巡ってくるんじゃないでしょうか。
ビジネスやっていると楽しい時ばかりではありません。
でも諦めないで、頑張っていけば必ず I will be able to turn the tables in the business 「ビジネスにおいて形成逆転していける」と思って頑張っていきたいと思います!
では、また
こうちょ