心機一転! Turn over a new leaf
今回紹介する表現は、「心機一転」とか「仕切り直し」、そして「新しい生活を始める」といった意味を持つ turn over a new leaf という表現です。
さて、皆さんは、何かしら現在の状況を打破して、「心機一転、新たに仕切り直して頑張るぞ!」といったことがありますか?
私は、毎回仕事をして、壁にぶち当たり、「う~ん」と唸りながら、思考錯誤(trial and error)を繰り返しては、仕切り直しの日々です。
世の中、ビジネスとは奥が深く、難しく、常に頭を悩ませる日々ですが、人のため、世のために自分はどのように貢献できるのかを考え、一人禅問答( Self-Zen dialogues)をしております。
しかし、当然の如く明快な答えが見つかるわけでもなく、一日の締めくくりとして、Alright, I am going to turn over a new leaf from tomorrow. 「よし、明日から仕切り直しだ。」となります。
さて、私が現役自衛官で英語教官だった頃、よく学生に行っていた言葉の一つが、今回紹介するこの表現なんです。
もう一つは、「一喜一憂するな。」でした。
学生は、定期的にTOEICテストを受験し、英語能力を判定されることになります。
悲しいかな、自衛隊でも結構TOEIC呪縛に縛られていて、真の実力と言うよりテスト攻略能力が重視され、実際の軍事用語・表現、軍事における任務や職務に関する英語による調整能力・要領よりTOEIC攻略に重きを置かなければならない場面が多くあります。
私は、個人的にTOFLE→英検→TOEICの順で個人の英語能力の適正さは判定できると思っています。
TOEICはよい試験ではありますが、非常に偏った部分もありますし、ほぼ日常会話レベルの英語能力判定にしかつながらないのであろうと思っています。
逆に、様々な分野や時事に関する語彙や、討論・議論をする能力は判定できかねます。
従って、あまり、個人的には評価しておりません。
しかしながら、学生にとっては英語課程教育卒業後の自分のキャリアに大きく影響するものと捉えていますから、試験の結果は非常に大事です。
ですから、自分の期待以上の点数であったり、大きく下回ったりすると「一喜一憂」するわけです。
しかし、テストは複数回受験する機会はあるし、挽回だって可能なので、Don’t be moved from joy to sorrow. (感情にあんまり振り回されるな。)You can turn over a new leaf from tomorrow. (明日から仕切り直しだ!)といった感じで言っておりました。
因みに、一喜一憂はその他に、be an emotional yo-yo とか emotional rollercoaster などと言う表現があります。
さて、私も、日々の営業成績に一喜一憂せず、冷静に状況判断をし、また明日から心機一転 I’ve got to turn over a new leaf 頑張るとしますか!
因みにこの表現の leaf は、「葉」ではなく「本のページ」のことです。
では、また。
こうちょ
