レジリエンシー 元気回復 Second Wind
今回、紹介する表現は、「元気を取り戻す」、「調子を取り戻す」といった意味を持つ get one’s second wind です。
この second wind は、もともと「(激しい運動後の)息継ぎ、呼吸整復といった意味があります。
苦しい状態から呼吸を整えるといった感じですよね。
そこから、「元気回復」といった意味になっていきました。
この表現、かなり一般的に使われますから覚えておいた方がよろしいかと思います。
では、使い方を見ていきましょう。
I am so tired because I had to burn the midnight oil to finish the assigned task by my boss. 「ボスから言われた仕事片づけるのに徹夜したから疲れたよ。」
Oh, very sorry to hear that. But you’re supposed to have a business trip to Hawaii from next week! I think you will get your second wind, then and there. 「そりゃ、大変だ。でも、来週からハワイに出張だよね。そこで元気取り戻せるよ。」
こんな、感じで使えます。
さて、元気回復とか、回復力のことを英語では、resiliency とか resilient と言います。
いま、リーダーシップの世界では、これが注目されている要素で、如何にresiliency を持てるかどうか、というのがポイントとなっています。
日本人には、まだあまり馴染みのない言葉ですが、窮地に陥った時、ピンチな時、リーダーとして、毅然とリーダーシップを発揮できるか?
そのための精神的回復力とは?というものを個人レベルで考えていく必要があります。
米国では、その辺のことを積極的に研究しています。
日本でも、これから持て囃される分野であると思います。
Resilience は、難しいかもしれませんが、second wind は、簡単ですから、是非覚えてください。
では、また
こうちょ