上手くいく!報われた! Pan out | 熱血講師 ショーン 近藤 Leadership & Language Boot Camp

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上手くいく!報われた! Pan out

今回は、「上手くいく」とか「報われる」という意味の pan out という表現です。


この表現の由来は、またもや西部開拓時代のお話に戻ります。


先週勉強した pay dirt もゴールドラッシュの頃に生まれた表現であると紹介しましたよね。


今回の表現も金を掘り当てる話に由来するものです。


Pan は一般的に「鍋」ですよね。


この pan は、砂金を水でふるい分ける選鉱鍋(せんこうなべ)という意味もあります。


つまり、 pan out は、選鉱鍋を使って「金」を洗い出す、といった意味なのです。



それが転じて「物事がうまくいく」といった意味で使われるようになっていったのです。

辞典を調べると否定形の時に使われる例文が紹介されていますが、肯定文でも全く使って差し支えありません。


否定形 例 その1 The operating scheme didn’t quite pan out.「その運用計画は、全く上手くいかなかった。」


否定形 例 その2 His attempt to start a new business didn’t pan out. 「彼の新たなビジネスへの試みは上手くいかなかった。」

肯定形 例 その1 Don’t worry. Everything will pan out. Your insurance will cover all the damages. 「心配するなよ。全て上手くいくよ。君の保険で全ての損害はカバーできるよ。」


肯定形 例 その2 We need to see how things will pan out. 「我々は、物事がどうなるか成り行きを見守る必要がある。」

このような使い方で新聞、ネット、ニュースで普通に使われる表現ですから、是非覚えておいてください。


では、また


こうちょにひひ