リップサービス Pay lip service to
今回、紹介する表現は、「リップサービスをする」という意味の pay lip service to という表現です。
実は、日本でもよく「リップサービス」という言葉は聞きますよね。
意味は、「本当は自分はそう思っていなくても、相手に合わせて、相手の機嫌がよくなることを言う。」という意味ですよね。
つまり、「口先だけの言葉」といったところです。使い方の例を見ていきましょう。
1. Don’t pay lip service to me. 「口先だけのお世辞はやめてくれ。」
2. They must at least pay lip service to the policy of the organization; otherwise, they’ll find themselves without a job. 「最低でも彼らは組織の方針に対し建前でも賛成しておかなければ仕事を失うことになるだろう。」
3. Although they pay lip service to the idea of the affirmative action, in reality very few memories get hired. 「少数民族や女性雇用促進政策とはいっても、建前に過ぎず、現状はマイノリティが職に就けるチャンスはほとんどない。」
単に、リップサービスと言っても、英語的ニュアンスによっては多様な文章に使えるというのがわかりますよね。
日本語的には、そんなにオプションの無い言葉ではあると思いますので気を付けてください。
では、また
こうちょ