目くそ鼻くそ the Pot calling the kettle black
日曜日は、某社にてリーダーシップ講座を開講しまして「変化と死」という題材でお話しさせていただきました。
皆さん、またもや「目から鱗」状態であったと思います。
講座は夜10時までかかりました。
というわけで、日曜日は、ブログを書く時間はちょっとありませんでした。
で、昨日は久々ずんだらけた一日を過ごしてしまいました。
というわけで、2日振りのブログアップです。
今回、紹介する表現は、「自分のことを棚に上げて、他人のことをあれこれ言う。」、つまり「目くそ鼻くそ」みたいな意味を持つ表現です。
普通に言ったら、It doesn’t take any differences. 「あまり変わらないじゃん。」ということですよね。
今回は、ちょっと、違う表現です。
The pot calling the kettle black. 「ポットがヤカンのこと、すすけて黒くなっているぞ。」という表現です。
ポットもヤカンも火にかけられるものなのでどちらも煤けて黒くなるのですが、ポットが自分のことを顧みず、ヤカンを指摘しているといったことを言い表しているものなのです。
つまり、「どっちもどっち。」ということです。
面白い表現ですね。
では、kettle が出てきましたので、kettle が使われた表現を一つ紹介したいと思います。
A pretty kettle of fish という表現です。
これは、「困難な状況」という意味です。
この表現の語源はよくわかっておりません。
いろいろ諸説あるのですが、どれも「決め手」に欠ける説だと思っています。さて、使い方を見ていきましょう。
When Jack saw the various electrical appliances that were out of order, all he said was: “This is a pretty kettle of fish.”「ジャックが故障した様々な電気器具を見たとき、彼が言ったのは「こりゃ、始末に負えないや。」でした。」
今回は、ちょっとネガティブな表現でしたが、是非勉強してください。
では、また
こうちょ