狸寝入り Play possum | 熱血講師 ショーン 近藤 Leadership & Language Boot Camp

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狸寝入り Play possum


今回は、「狸寝入り」という意味を持つ play possum という表現を紹介します。


Possum とは、有袋類のネズミで北アメリカ南部~南アメリカに生息している動物のことです。


危険を察知したり、驚くと体を硬直させ死んだふりをして防御する性質があります。


因みに、イギリスでは、opossum という風に綴られます。


オーストラリアで生息する同様の有袋類のネズミは、phalanger (ファランジャー)と呼ばれています。


さて、このネズミの防御生態から生まれたのが本日紹介する表現なのです


実際に使う場合の用法を見ていきましょう。


I played possum and listened to their talks. 「寝たふりをして、彼らの話を聞いた」のようになります。


実際、聞いちゃいけないタイミングで、人が重要な話をコソコソし始めたら「寝たふりして聞くしかない」って感じになりますかね。


皆さんも一度や二度は狸寝入りした経験はありませんか?


私は自分の経験では2回くらいあります。



さて、今日は、もう一つ、ネズミとplay が入る表現を紹介します。


それは、play cat and mouse です。


この表現は多くの意味を持っていますのでチェックしてみましょう。


この表現は、「なぶりものにする」、「残酷にからかう」とか「じらす」といった意味があります。


また、猫が様子を見てネズミにすぐ攻撃をしないように「様子を見てすぐに攻撃をしない」とか「(警察が)容疑者を泳がせておく」といった意味もあるようです。


では、実際の用例を見ていきましょう。


Look, I don’t want to play cat and mouse with you any longer. Say what you mean and let’s get down to business. 「君とはつまらない無駄なやり取りをこれ以上してられないんだよ。本音を言ってくれ。仕事に取り掛かろう!」


この場合は、「猫とネズミが意味もなく追いかけっこをしたりしてやり取りをする」って意味で使われているんですね。


アニメの「トムとジェリー」を思い出してもらえば、想像しやすいですよね。


では、また。


こうちょにひひ