おばあちゃんの知恵?迷信?Old Wives’ Tale | 熱血講師 ショーン 近藤 Leadership & Language Boot Camp

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おばあちゃんの知恵?迷信?Old Wives’ Tale



母から子へ、子から孫へと、いくつもの世代で受け継がれている先人の知恵。


これって結構、迷信的なことも多いんですよね。


この「おばあちゃんの知恵」っていうのが Old Wives’Tale  なんです。


人生経験豊富なおばあちゃん達のお話ですから、妙に説得力がありますよね。


でも、「それ違うんじゃない?」といった類いのお話もあります。


さて、そんな「おばあちゃん達の千恵Old Wives’Tale どんなのがあるのか見ていきましょう。


この表現は、もともとイギリスで生まれたものです。


イギリスでは、どんな Old Wives’Tale があるのでしょう?


例えば、Eating carrots help you to see in the dark. 「ニンジンを食べると暗いところでも目が見えるようになる。」


本当かなぁ?


それは、ないない。


次のお話は、Eating your crusts will make your hair curly.「パンの耳を食べると髪がカールするよ。」


これも、ないない。


実は、洋の東西問わず、子供はパンの耳を残しちゃうので、母親たちが「耳を食べれば、髪が可愛くカールするわよ。」と子供たちに諭していたというお話です。


では、次いきましょう。


Ginger is good for upset stomachs. 「生姜は、胃がむかむかしたときにいいのよ。」


これは、正解のようです。


次、An apple a day keeps the doctor away.「一日一個のリンゴを食べると医者いらず。」


これは、正解ではないようですが、リンゴの皮にはそれなりの栄養があるようです。


では、日本の Old Wives’Tale 見てみましょう。


例えば、You should not clip your nail at night. 「夜、爪切らない方がいいよ。」


これは、「親の死に目に会えなくなるから」と続きますよね。


私、個人的に爪はほぼ入浴後に切っていますから、夜なんですよ。


こりゃ、親の死に目に会えないかも。


次は、「北枕」。


子供の頃、これをすると夢見が悪くなるとか、早死にするとか言われたもんです。


因みに英語では、sleeping facing North となりますね。


あと、地方によっては違うと思いますが、「霊柩車を見たら親指隠す」とかありますよね。


あと、「茶碗に盛られてあるご飯にお箸を立ててはいけない」というのもありました。


これは、人が亡くなった時にすることですから、「縁起が悪い」とか「マナー違反」といった意味があるようです。


日本では、不吉な数字として、忌み嫌われているのは4とか9ですよね。


これは、「死」や「苦しみ」を連想させるからですよね。


では、西洋では?


そう、13ですよね。


13日の金曜日には悪いことが起きると信じられていますよね。


でも、これもなかなか諸説があってどれが本当の話か分かりません。


例えば、イタリアでは、不吉な日は17日の金曜日です。


ローマ法王のおひざ元の国がそうですから、微妙ですよね。


因みにスペインでは、13日の火曜日なんです。


別に13日であろうが17日であろうが、火曜日であろうが金曜日であろうが不吉なことや不運な事故は起きますから。


でも私、個人的には「耳たぶが大きいと金持ちになる」というのを信じて、毎日耳たぶ伸ばし体操しています。


因みに耳たぶは earlobe と言います。


多分アメリカ人に言ったら、Why do you believe that old wives’tale? と言われそうですな。


では、また


こうちょニコニコ