指揮官 The Old Man | 熱血講師 ショーン 近藤 Leadership & Language Boot Camp

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指揮官 The Old Man


引き続き、軍事用語に関連する表現を提供していきたいと思います。


今回紹介するのは、「指揮官」を表すthe old man です。


普通に訳したら「お年を召した男性」ですよね。


しかし、軍隊では「指揮官」を意味します。


指揮官と一口に言っても、部隊の規模で指揮官の階級も異なります。


小隊規模(30~40人)であれば、小隊長が指揮官となります。


小隊長は、新米士官ですから、その人の軍歴にもよりますが、通常23~25歳位で小隊長職に就きます。


これでは、the old man とはなりませんよね。


米軍では、少尉の階級章は金の一本線で表されます。


見た目は、金の延べ棒のミニ版ですが、アメリカ人は、それをバターバー(固形のバター)と見なし、少尉をバターバーと呼んでいます。


中隊長は、部隊の規模によりますが、大尉か少佐(軍歴と昇任の速度にもよりますが早くて30歳前後~50歳)が任命されます。


大隊長となると、通常、中佐が任命されます。


大隊長以降の出世が有望な場合は、40前後で任命されます。


そして、それ以上の上級部隊の指揮官となると大佐、准将、中将、大将が任命されていきます。


そうすれば、早ければ44歳位の大佐が任命されますし、それ以上の階級となれば、勿論、それより年上となっていきます。


そうなれば、若い軍人から見れば、「お年を召した男性」となってきますよね。


そこで、彼らは、the old man と呼ばれているのです。


軍での使い方についてみていきましぃう。


The old man is a strong believer in OJT. 「その指揮官は、OJT(実務研修者)が重要だと考えています。」となります。


米軍で使われる slang idiom は非常に多いプラス面白いため逐次紹介していきたいと思いうます。


では、また


こうちょにひひ