No シリーズ 第4弾
今回も引き続き No シリーズ頑張っていきましょう。
最初に紹介する表現は、no strings attached です。
意味は「無条件の」、「制限がない」って意味になります。
これ、実は、セールスから生まれた表現なんです。
「付帯条件が無い」という意味なんですね。
例えば、無料プレゼントの商品があるとします。
それが、no strings attached ということであれば、「これを貰ったから、絶対何かを購入しなければならない」などの付帯条件はありませんよっていう意味になるんです。
ですから、「安心してもらってください」ということになるんです。
つまり、「何かに繋がる紐がついていない」という意味なんです。
普通の会話では、「条件がない」、「面倒なことは一切ない」という意味合いで使われます。
例えば、There are no strings attached so you are free to proceed as you think best. 「付帯条件はないのだから、君がベストだと思う考えに基づいて進むことができる。」となります。
これが、男女の仲となれば、「後腐れなし」のさっぱりとした関係を指します。
この題名を持つ映画さえあります。邦題は、「抱きたい関係」です。
2011年の映画ですね。
今の時代は、ネットで気軽にパートナーを探したりしますよね。
そこで、よく男性が使うもので、Looking for NSA relationship などと書き込みがあるみたいです。
つまり、no strings attached の頭文字をとって NSA (後腐れなしの関係)を求む!といったものを見つけることができるようです。
こんな男性には気を付けないと大変ですよね。
次に紹介する表現は、「楽勝!」、「簡単」、「平気」などの意味を持つ no sweat です。
つまり、「汗をかかない位簡単なこと」といった意味になります。
これは、軍隊でもよく使われる表現です。
軍隊や自衛隊は、結構長距離走らなければならない訓練があります。
この時、隊員は「まだまだいける。まだ楽勝!」と歌いながら走ります。
所謂ケイダンスですね。
その時使われるフレーズが no sweat なんです。
一般の会話では、If you need help with your report, there’s no sweat. I’ll be through here real soon and help you.「君の報告書に関して手助けが欲しいのであれば、大丈夫。楽勝だよ。すぐにここにきて手伝うよ。」といった感じになります。
さて、no シリーズの最後を締めくくる表現は、no wonder です。
「なるほど」とか「道理で」といった意味があります。
例えば、No wonder she sings very well! She told me that she practices at least four hours a day.
「なるほど!彼女は歌が上手い!彼女、1日4時間は歌の練習するって言ってたもんな。」のようになります。
No シリーズ、4回続けてお送りしました。
皆さん、しっかり復習して使えるようになってくださいね。
では、また
こうちょ