などなど and all that jazz
今回からは、JではじまるIDIOMに移行していきたいと思います。
最初に紹介する表現は、「などなど」という意味の and all that jazz です。
通常、皆さんが思い浮かべる「などなど」に相当する表現と言えば、 and so on や and so forth 若しくは etc だと思います。
この表現、アメリカ映画の中に度々出てくる表現ですが、語源はよくわかっておりません。
ネットで探しても納得するような語源を探せませんでしたのでここではパスしておきましょう。
では、用例を見てみましょう。
He talked about his girlfriend, a date with her and all that jazz. 「彼は彼の彼女や彼女とのデートなどについて話した。」という感じです。
では、この他に jazz を使った表現を紹介していきたいと思います。
それは、「~をにぎやかにする」、「活気づける」や「(服・料理)などに彩を添える」という意味と「早く移動する」といった意味を持つ表現として jazz it up というのがあります。
前半の意味を持つ用法としては、 That’s a good speech, but it would be better if you would jazz it up. 「良いスピーチだったけど、もう少し手を加えるとより良いスピーチになるよ。」と言った感じです。
Jazz には「ケバイ」とか「派手」と言った意味があるため「少し手を加えることでより派手になる=彩も添えられるし、活気も付く。」といった具合になるのでしょう。
では、後半の「早く移動する」の意味を持つ文例としては、We are late. Maybe we’d better jazz it up. 「俺達遅れているみたいだ。急いだ方がいいな。」のような感じになります。
Jazzは、辞典を調べてもあまり多くの意味は持ちませんが、この単語を含む変わった(日本人にはあまり馴染みのない)表現を紹介しました。
では、また