皆さん、お早うございます。
今日は、昨日に引き続き映画「マイ・インターン」から使える表現、有用表現を考察していきましょう。
昨日のブログを読まれていない方は、昨日のブログを読んでいただいてから今日のブログを読んで頂くと話の流れがわかりますので、是非そうして下さい。
では、昨日はベンとジュールズの関係がベンの転属話から強固になったというところまで話をしました。
今日は、その続きからお話ししたいと思います。
ベンは、誠実に勤務し続けていました。
彼は、ジュールズが仕事をしている間は、彼女と同様にオフィスに残って仕事をしています。
ある晩、ジュールズは、ベンとオフィスで2人っきりになっていました。
ジュールズが「一人で食事をするのは嫌だ。一緒にピザを食べない?」とベンに語り掛け、彼の横に座ります。
彼女が、ベンに何をしているか問いかけると、ベンは、「ファイスブックのアカウントを作っている。」と答えました。
そこでジュールズが「手伝ってあげる。」と申し出て、アカウントを作るための様々な質問をしていきます。
その質問の中に、「尊敬する人は誰?」というものがありました。
ベンは、即座にジュールズの名前を挙げました。
そこで彼の咄嗟の一言です。
I am not trying to brown-nose. です。
これは、「僕は、ゴマをすろうと思ってないよ。」という意味です。
この語源は、人のお尻にキスをしてでも媚へつらうということから生まれた言葉です。
人の尻にキスをして、鼻にう○ちが付いて鼻が茶色くなったということです。
私は、この語源を知っていたので、極力女性の前ではこの表現を使うのは避けていました。
代替表現として、I am not trying to polish an apple. などを使っていました。
しかし、この映画を観て、男性が女性に、しかも部下が上司に向かって使っていたので、語源をさほど気にせず使ってよい表現なんだというのが分かりました。
ある日、べんがいつものようにジュールズの家に彼女をピックアップに行くと、ジュールズの娘のペイジが泣きじゃくっていました。
ペイジは、お友達のお誕生会に行きたいのですが、ジュールズの夫(stay-at-home husband 専業主夫)が体調不良ということで連れていくことができないという理由があったのです。
そこでペイジは直接ベンに頼みました。
ベンは、ジュールズに自分がペイジを連れていく旨を伝え快諾しました。
ベンは車を走らせ、ペイジを誕生会に釣れていきます。
ペイジは、お友達と遊ぶので、ベンにママ友と一緒に待っててと伝えます。
そこでのベンとママ友との会話です。
ママ友が、ベンに「ジュールズってやり手で手ごわいんでしょう?」と訊いてきます。
ベンは、「あなた方の友人であるジュールズがファッション・サイトのやり手社長で友人として誇りに思うんじゃないですか。」というニュアンスのことを言ったのです。
そのセリフに badass という文言が入ってました。
この言葉、 bad と ass が組み合わさっているので悪いイメージを皆さん持たれるかも知れませんが、これは褒め言葉なんです。
badass は、強気で自分に自信を持った人、何にも流されず我が道を行くといった感じの人です。
なるほど、ベンは、ジュールズを褒めるためにそのような形容をしたんですね。
そして、ジュールズは、ペイジとベンのことが気になってベンに順調かどうかラインでやり取りしています。
その際、ベンは、このように返信しています。
A-OK.
意味は、全然OKという意味です。
因みに、I will e-mail you. と言えば、e-mail しますよという意味ですね。
これが携帯でのやり取りとなると、I will text you. となりますから覚えておいて下さい。
今回、映画「マイ・インターン」でこれは、と思った表現集でした。
DVDが発売されたらもっといろんな表現をshare 出来ると思います。
最後に、ペイジが言ったセリフで面白いと思ったのを紹介します。
ジュールズの夫が、ベンに君は専属ドライバーなのかい?と訊いたとき、ベンは「僕は彼女のインターンだ。」と答えるシーンがあります。
その時、ペイジは、That's hysterical! と言います。
これは、very funny という意味です。
ペイジから見てベンはかなりお年を召したおじいさんなんですが、そのおじいさんが自分のママのために働いていることが「変!おっかし~。」て感じだったんでしょうね。
子供は、大人が使う言葉をすぐ真似したがります。
従って、ペイジは、結構間違った使い方をするんですけど、それが見ていて微笑ましいという感じでした。
この映画「本当にハートフルで、ベンの人生経験に裏打ちされた助言が周りを変えていく様は、これからの高齢化社会を生きていかなければならない、我々に何か重要なヒントを与えてくれている映画だと思います。
本当に素敵な映画です。
まだ上映されているので是非、一度映画館に足を運んで鑑賞してください。
きっと観終わった後、なんか生きていくのに勇気を貰った感じがしますよ。
では、また。
こうちょ
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