皆さん、お早うございます。
いや~、凄い嵐で目覚めました。
今日は、まだ北海道の方は大変だということで、無事凌いでいただけたらと思います。
この爆弾低気圧は、英語で bomb cyclone と言います。
これは、最初英国で使われ、それが日本でも直訳で「爆弾低気圧」というふうに気象庁が使いだしたんですね。
これは、気象予報士の試験にも出てきたことで公式に認知されていったようです。
このような嵐の際でも、警察・消防・自衛隊は、家族を守りたいという想いに後ろ髪を引かれながら出勤しなければなりませんよね。
そんな時、妻や子供に「お父さんは仕事に行かなければならないが、家のことはよろしく頼む。」といって出かけるんでしょう。
そんな時、ぴったりの表現が、Hold the fort. 「留守を頼むよ。」ですね。
この fort は、「砦」という意味です。
つまり、西部開拓時代は、この「砦」を守ることが重要だったんですね。
開拓をしていくわけですから、先住民のインディアンとの戦いを避けることはできなかったのです。
インディアンも当然、奇兵隊の馬や馬車、幌馬車を狙って戦いを挑んでくるわけです。
一旦、戦火を交えたら、大方の兵士は出張って、戦わなければなりません。
しかし、砦を守るために残留部隊を残さなければなりません。
このような状況では、戦闘隊長は、残留部隊長に対して、Hod the fort! 「留守を宜しく!」といって出陣したのでしょう。
現在でも、この fort は、陸軍基地の名前に使われています。
私が、駐屯していたテキサス州エルパソの Fort Bliss。
出張で訪れたジョージア州にある Fort Benning。
ニューヨークにある基地は、Fort Drum。
ほとんど、このFort が使われています。
ハワイや日本などでは、違う名称ですね。
例えば、座間市にあるのは米陸軍基地でキャンプ座間ですよね。
さて、ビジネス界や一般家庭でもこの表現は使えるのでしょうか?
ズバリ、使えます。
Fort はオフィスであったり自分の家であったりするわけです。
例えば、社長の私が出張でどこかに出かけなきゃいけない場合は、スタッフに "Hold the fort while I am out of town for the business!" と言えますし、お母さんが買い物で出かけるので子供に "Hold the fort."ということは勿論できます。
週末、この表現使える機会があるかもしれませんね。
では、よい週末を
こうちょ