お早うございます。
本日のIDIOMは、chow down です。
これって、娑婆の皆さんは使わない表現ですね。
これまた、軍隊で使う表現なのです。
意味は、ズバリ「食べる」です。
そして chow そのものは、食事という意味があります。
関西弁の「それちゃうで~。」のチャウと同じ発音でいけます。
Chow って飯のことちゃうんかい?
そうです。ごはんですね。
で、基地や駐屯地の食堂は、通常 Dining Facility と称されますが、 mess hall とか chow hall とも呼ばれます。
そこで提供される食事が chow なわけです。
また、 糧食のことは ration という単語で表現されます。
戦闘糧食であれば、combat ration となります。
その代表的なものが MRE なるものです。
これは、Meal Ready to Eat の略で、パック詰めにされた糧食です。
これが微妙に美味しくないわけで、米兵から結構クレームがあって、国防省は味の改善に努めています。
つまり、Soldiers like to gripe about chow. 「兵士達はいつも糧食について不満を言っている。」ということです。
因みに現代では、飯盒を使って作戦中に食事をするということはほぼありません。
訓練では、体験的に飯盒を使って食事しますよ。
さて、本題の chow down はどのように使うかというと、Come on guys, let's chowdown! のように使います。
その他、chow が入る表現としては chow hound という表現があります。
hound は猟犬という意味ですね。
で、chow の猟をするということから、ご飯大好き君のことを指します。
He really likes to eat. He is a real chow hound. ってな感じですね。
自衛隊員も含め、兵隊の楽しみと言えば、まず chow 、次に rack operation (昼寝・仮眠)、で cold one (ビール)でしょうね。
ですから様々な表現があるわけです。
また、機会がありましたら軍事にまつわるおもしろ表現シェアしていきたいと思います。
また、明日
こうちょ