船頭多くして船山へ登る!Too many chiefs, not enough Indians | 熱血講師 ショーン 近藤 Leadership & Language Boot Camp

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お早うございます!


本日も激暑太陽です。


体大丈夫ですか?


夏バテではありませんか?


今日のIDIOMは、Too many chiefs, not enough Indians です。


意味は、日本語のことわざの「船頭多くして、船、山へ登る。」にあたるものです。


集団には指導者が必要です。


しかし、人間というものは、人の上に立とうとする生き物で、とかく口を出したり、人を自分の下に置きたがります。


その結果、指導する立場の人が増えすぎ、そのグループは機能発揮できなくなるのです。


酋長が多くても、従うインディアンが少なければその集団は機能できないのです。



日本の諺では、船頭が多いため、船は進路が決定されず遂には山を登っていった、という意味になっています。


海が凪ぎの時は、誰でも水先案内人になれます。


でも、嵐の時はどうでしょうか?


嵐を乗り切る自信のあるものが水先案内人を務め、船を引っ張っていかなければんりません。



使い方は、次の通りです。


One thing that is wrong in the organization is that there are many chiefs and not enough Indians.

「あの組織の悪い点と言えば、酋長が多くてインディアンが少ないってことだよ。」


自衛隊においてもそのような状況が結構起きます。


ある作業現場では、指揮官がいるものの、その指揮官は作業に明るくない場合、悲劇が起きます。


指揮官の部下がこぞって指揮を執りたがり、主導権争いが起きます。


終いには、たくさんの指揮官だらけになって、結局部隊が機能しないという惨憺たる結果を生み出します。


責任の所在を明らかにし、その責めを負うことができる者こそ指揮者となって組織を牽引すべきですね。


では、また明日


こうちょ得意げ