お早うございます。
本日の表現は、the cream of the crop です。
これは、トップの中のトップ、エリートの中のエリートという意味で使われます。
選りすぐりの人とか、粒ぞろい(=有能)である、といった意味になります。
では、この crop とは、野菜・果物等の作物を指すほか、家畜の生産物を指すこともあるようです。
例えば、牛乳もそうです。
もともとクリームと言えば何を指していたかと言えば、牛乳の上澄みのねっとりした部分を指していたようです。
その部分は、放っておくと徐々に固まってきます。
それは、その部分に多く脂質が含まれていたからのようです。
ですから、そこが一番美味しいところだったようです。
つまり、牛乳の最も良質な部分と考えられていたため、農業・畜産業を営んでいる人たちにとっては、収穫できたものの中での最高のものの一つがこのクリームだったんです。
これが語源です。
用例としては、 I thought all of the students were good, but Jack and Bill were the cream of the crop. のように使います。
Of all the songs produced in a year, those nominated for Grammys are the cream of the crop. のようにも使えますね。
昔、トムクルーズ主演の映画でトップガンという米海軍のパイロットのエリートの話がありました。
そこに集まったパイロットも the cream of the crop と言えますね。
では、また!
こうちょ