stick to your guns | 熱血講師 ショーン 近藤 Leadership & Language Boot Camp

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皆さん!こにゃにゃちは。本日もIDIOMいってみましょう。

昨日は、弾丸でしたので本日は、発射する鉄砲を使った表現を見ていきましょう。




今回のIDIOMは、stick to your guns です。これは、戦いや議論などで一歩も譲らない、退かないという意味で使われます。自己の立場を固守するということですね。


何故、このような表現ができたかというと、「兵士が戦場で決して銃を離さない。諦めず、戦い抜く」といったところから来てているようです。決してネガティブな表現ではありません。


例えば、I will stick to my guns on that subject. 「その件に関しては、私は、意見を曲げないつもりです。」というかんじになります。


アメリカでは、乱射事件 ( random shooting, rampage ) があるたびに銃規制について論争が巻き起こります。しかしながら、開拓時代から身を守るため武器を保持するのは当然の権利で、憲法にもそれが明記されているアメリカでは、なかなか銃規制がうまく進んでないようです。


オバマ大統領が、銃規制の強化に踏み出すといえば、全米で銃が売れまくるといった状態なのです。乱射事件が起こると、全米ライフル協会は、「全米の学校に武器を持った人を配備して守る必要がある。」というコメントを発表しています。規制して無くすという考えではなく、銃を持てという考えなのです。この辺が我々とは大きく考え方が違うんですね。


では、他にも gun を使った表現が沢山ありますので紹介したいと思います。


一つ目は、jump the gun です。これは、競争などでフライングをすることです。

"Hey, don't jump the gun!" 「フライングするなよ。」ってな感じですね。




また、a big gun と言えば、大物ということです。


bring up your big guns となれば、「議論又はトランプなどでとっておきの切り札を使う」という意味になります。


面白い表現で、spike a person's guns というものがあります。皆さん、スパイクってわかりますよね。だいたい、スパイクシューズを連想すると思います。動詞で使うと大釘を打ち付けるっていう意味になります。

ということで、銃口に大釘を打ち付けて射撃不能にするという意味になります。つまり、「射撃できないできないようにする」ということは、人の計画を台無しにするということなんですね。実に面白い表現です。アメリカ人ならではの発想ですね。


最後に、son of a gun という表現を紹介します。悪党とか悪い奴という意味で西部劇の中で登場する言葉です。


微妙に black sheep を連想してしまうのは僕だけかな?


本日も沢山勉強しましたね!

See Ya!