皆さん!おはようございます。本日も梅雨空を楽しんでおります。さて、今回紹介するIDIOMは、
bet your bottom dollar です。
この表現は、かなり確信のある場合に使います。意味は「最後の1ドルを賭ける」ということになります。
つまり「手元に残った最後の1ドルを賭ける位確信がある、若しくは自信がある」という意味になります。
使い方としては、
"Toshiki really loves to go to English Café to improve his English. But recently he has not been able to go there because his business required him to travel between Japan and South Korea many times. Will he go there when his business has come to the end of the first stage?"
"You can bet your bottom dollar that he will go there again. Because he wants to improve his English for further promotion."
のようになります。和訳をしますと、
「トシキは、英語を学ぶために英語カフェに通うことが本当に好きだよね。でも最近彼は通えてなかったんだ。なぜなら仕事で日本と韓国を何回も行き来しなければならなかったんだよ。仕事が一段落着いたら、彼また通うと思う?」
「それは絶対だよ!彼はまた必ず通うよ。賭けてもいいよ。出世のために彼は自分の英語を磨きたいからね。」
となります。
また、dollar の代わりに様々な違う単語を入れて使うこともあります。
例えば、bet you life, bet your boots のような単語を入れることができます。
昔のアメリカ人にとってはどちらも大切ですからね。
因みに cowboy が履くブーツや、chaps (行縢むかばき)はカウボーイが移動するときには非常に大切なものなのです。なぜなら、テキサスやニューメキシコ、またアリゾナなどは砂漠地帯であり植物といえばサボテンがほとんどです。それら多様なサボテンのトゲから体を守るために厚手の革製品を身につけていたのです。ですから、ブーツもチャップスもカウボーイにとっては命を守るため非常に重要なものだったと言えます。
言葉を探っていくと様々な歴史がみえてきます。人間の知恵によってあみだされたもの、また、それを利用した表現、またその表現のセンスが、やっぱりどこか日本人と違う感性だなと思う時があります。でもそれが、また面白い。
皆さんも色々勉強してみてください。
再見!