ランゲ2015新作 | 日々の日記(登山、機械式腕時計、クレカ・陸マイラー・沖縄・北海道、イタ車&バイクetc.)

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 昨日ありました、ランゲ2015新作展示会に行ってきました。今回の展示会の場所は丸の内のイタリアンレストランでした。

 11時からはまずそのレストランでのランチ。イタリアで毎年ミシュランの三ツ星を取り続けているレストランシェフの店だとか。
 こうした昼の部に招かれる人はフツーのお客さんですが、夜の部に招かれる(ディナー)人はもっとハイソな上客のようです。

 時計ブログですが、せっかく写真を撮ったので、まずはランチの紹介から(笑)。

↓レストランの外観


↓封蝋されたメニュー表


↓カンパチの柚子とレモングラスのマリネ
 ワカモレ 醤油のマカロン
 口に含んだ瞬間に溶けて消えるマカロンが新鮮でした。


↓ホワイトアスパラガスとイチゴ、菊芋のビュレ


↓ファゴッテリ ハインツベック
 パスタの中のチーズ温度が絶妙!


↓カレイとブロッコリ 鱈の粉雪
 右の粉雪が鱈の身を使った粉ドライアイスみたいな食感が不思議でした。


↓ピスタチオのクロスタを纏った子牛のフィレ肉 ラデッキオ添え


↓赤い果肉の冷製スフェラ お茶のクリーム 結晶化したラズベリー
 これ、最高! トマトのようなのはラズベリーの果汁を凍らせたもの。


 ランチ後に新作を見ます。
 既に多くの人が先にランチを終えて見ていたので、じっくり見れたのは一番興味のあった新生ランゲ1だけでした。

 今となっては旧型となるランゲ1を以前持っていましたが、テンプ受けが小さい・3/4ではなく4/5プレートに見えるなど現行の他のランゲと比べると見劣りを感じてしまうムーブや、カリカリ感のない巻き味が今ひとつに感じて手放してしまいました。
 しかし新しいランゲ1は表側の外観は旧型とほとんど変わり映えしませんが、裏側のテンプ受けは明らかに大きくなり、細かいところではローズゴールド仕様でもケースサイドがサテン仕上げになっており、また巻き味はカリカリと小気味良いものに変わっていました。もちろんお値段も以前持っていたころより小気味良く高くなっていますが・・・

↓新生ランゲ1。プラチナ


↓左プラチナ、右ローズゴールド


↓裏側


↓ローズゴールド


↓裏側


 一方、数年前に出た自動巻きのランゲ1デイマティック。こいつは特に今回変わっていませんが、手巻きの新生ランゲ1を買うのであればパッと見は自動巻きのこちらの方がまだまだ斬新性があります。またローターが大きいのでダトのようにムーブに三次元的な美しさはありませんが、これはこれで凝った意匠のムーブです。ダイヤルの右側にオフセットされているので、左手に時計をハメる人なら手巻きのランゲ1よりも時刻を確認しやすそうです。

 ランゲ1については、本家本元の手巻きか自動巻きかは好みが分かれるでしょうね。私は「今ランゲの中で欲しい時計は?」と問われればベタにランゲ1になりますが、手巻きのランゲ1は2年間ほど所有したので、今ならランゲファンには邪道と言われるかもしれませんけど自動巻きを選ぶでしょうか。

 でもローターの付け根がそのうち金属疲労でポキッと逝きそうな気がしないでもないですし(笑)、実際使ってみないとわかりませんが手巻きよりも大きく重たいので腕に載せた時の重量バランスがどうなるか気になりますかね・・・
 その前にとてもじゃないですが高くて手が出ませんけど・・・

↓左:手巻き、右:自動巻き


↓裏側


↓デイマティックのムーブメント


 あと久しぶりに復活した18Kのダトグラフもガラス越しに見ました。裏から見た景色はPTのオールシルバーの色彩よりはRGの方が個人的には好きですね。
 PTモデル同様にPRが伸び、ダイヤル径が41mmになった18Kモデルですが、PRが伸びたことはいいんですけど、ダイヤル径の大きさと相俟ってローマン→バーに変わったダイヤル全体のデザインの間延び感、裏のムーブで言うとチラネジからフリースプラングに変わったことによりクラシカルな雰囲気が損なわれ、総合的には旧型の方が好みです。
 しかもお値段は税込みで800万オーバー・・・ なぜビッグデイトが付くだけで1815クロノより300万以上も高くなるんでしょうか・・・
 しかし全体的なムーブメントは相変わらず美しく、持っていて損はない時計だと思います。

 あとドイツからエングレーヴァーが来ており、私のランゲは5人いるエングレーヴァーの誰が彫ったのか見てもらったところ、写真に写っていた5人のうち、一番ベテランのエングレーヴァーによるものと教えてもらいました。

↓エングレーヴィングの実演


↓エングレーヴァーの写真


 展示会場内にランゲの古い懐中時計も展示されていましたが、つい先日オフ会で一緒になった御大の所有物と知りビックリ・・・!

 今回は時計のことを全く知らない、取引先の20歳代の女性を1人連れての参加でした。ランゲの美しいムーブメントを食い入るように見ていましたが、いつまでも我々世代が機械式腕時計の市場に関わっていくことはできないので、こういう若い世代の人が関わっていくことでランゲ観が引き継がれていくことはいいことだと思いますね。

↓展示会の様子


 K店長、このような展示会にお招きいただき有難うございました。この場をお借りしまして御礼申し上げます。
 また誘って下さいね!(笑)




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