確か３年前の今ごろ、上の子が大学受験、下の子が高校受験と、いわゆるダブル受験の記事を書いた記憶がありますが、それから３年経ち、当然のことながら今度は下のバカボンの大学受験時期になりました。
そこで３年前同様に、後日このブログを日記的に振り返ることもあるでしょうから、経過・結果や思ったことなどを、「お父さんの視点」で残しておきたいと思います。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ウチのバカボンの大学受験を語る際には、高校受験の時のことを説明する必要があります。詳しくは３年前の記事をご覧いただきたいのですが、要は親としては普通にいけば地元の公立進学校に行けたのでそこへ行って欲しかったのですけど、中学の部活動でやっていた卓球を続けるに当たり、弱小だった中学の卓球部に懲りたので高校では卓球の強豪校に行きたい希望があったようで、「勉強も頑張って成績を下げないようにして頑張るから、高い学費になるけど私立の卓球強豪校に行かせて」と言われ、進学校としてもそこそこ有名だった近くの私立高校へ行くことを渋々承諾した経緯があるのです。
しかしこの３年間、考えてみれば私立高校のスポーツ強豪校ってどこもそんなものでしょうけど、毎晩練習が終わって帰って来るのは２１時ごろ、土日も朝から晩まで練習・・・ １年で練習をしないのは正月の２日と定期テスト前だけ・・・ 確かに２年の秋には全日本の県予選で何回か勝ち進むなど卓球は強くなりました。しかし親が期待した勉強はからっきしダメで、１年では特進クラスだったのが２年では普通クラスに落ち、その後も成績は落ちる一方・・・
そんな経過を経て臨むことになった大学受験。３年の夏までクラブをやっていたので多くの教科の勉強をしなければならない国公立はハナッからあきらめ、私立だけの受験としたのですが、ある大学のウエブ出願する際には、希望する学科とは違う学科をうっかりして申請したり（大学まで行って変更をお願いしたがダメだった）、試験会場は大宮なのに会場を確認せずにその大学のキャンパスに行ってしまったりと、ヤル気があるのかないのか信じられないミスもある中、１０校を超える入試を受けた結果・・・
まずセンター利用で滑り止めのＡ大学とＢ大学、Ｃ大学の３つを受験。２月に入ってこれまた滑り止めと言っていいＤ大学、個別でＡ大学をもう１つ受験、そしてココから本命に近いＥ大学、Ｆ大学、Ｇ大学、Ｈ大学、Ｉ大学と立て続けに受験しました。
本人的にはＥ大学かＩ大学が第１志望だったようですが、まず最初の発表で滑り止めに近い存在だったＤ大学に落ち最悪のスタート、続いて発表のあったＢ大学は受かったのですが、同じ滑り止めの中でも比較的行きたがっていたＡ大学はセンター利用でも個別受験でもサクラチル・・・ さらにＣ大学までも不合格となって、滑り止めですら１勝４敗・・・
週が明けて本命の合否発表が始まりました。しかしまずＧ大学に落ち、Ｆ大学、Ｈ大学、Ｅ大学と連戦連敗、ここで唯一合格しているＢ大学の１次納付期限が来たため３０万近い入学金を払うことに・・・（これ、他の大学に受かっても返ってきません・・・）そして最後のＩ大学も・・・
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
こうして我が家のバカボンの受験結果はかくのごとく散々な結果となりました。上の娘の時のようにうまくいきませんでしたね・・・ 言うことを聞き入れて私立高校にやったのに、なんでこんなことに・・・という思いは正直ありますが、しかし結局それを受け入れた時点で親も同罪なのです・・・
けど高校受験も大学受験もうまくいき挫折を知らない上の娘よりは、もしかしたら今回の挫折をバネに下のバカボンの方が強く生きていくかもしれません（と前向きに捉えたい・・・）。
まあ偏差値の高い学校に行くことだけが幸せなこと・ハッピーなこととは思いません。３年前にも言いましたが、ウチの勤務先にも大卒なのにロクに仕事ができない人もいれば高卒でもすごく仕事がデキる人もいますから、子どもたちには希望する進路に進んで悔いのないよう精一杯楽しく学生生活を満喫してもらえればと思います。
しかし来春は子ども２人が大学生・・・ ただでさえ受験料だけで既に現時点で３０万＋入学金３０万と計６０万ほど吹っ飛んでおり、もう授業料も納めなければなりません。上の娘と２人合わせて必要な今春の学費はバカボンの入学金を入れると約１８０万にもなります・・・ 翌年になれば上の娘は卒業して学費は不要になりますが、バカボンはあと３年間にわたって約１００万ずつ必要です・・・ とてもじゃないですが、高価な機械式腕時計なんて買っていられません・・・（笑）
小さいお子さんがいる方、悪いことは言いません、今のうちから貯金しておいた方がいいですよ。高校生になった瞬間、とてつもない教育費が家計にのしかかってきます。
誰かいい金儲けの話、ないですか？（笑）。