ドイツ育ちの年間賃料4,400万円大家と申します
不動産の「ウソ発見器」として不動産の裏側をお伝えしています!
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私が株式投資を始めたのは、2021年の夏です。
まだ株式投資歴1年半程度の初心者です。
不動産投資歴は約16年あり、そこで出ている利益や資産を武器に、店頭証券で有利にIPO/POをもらおう作戦で株式投資に参戦し、2022年終わりまでで累計1,000万円以上の利益は出せています。
ただ、もっと全然上手くできただろうという思いがあり、なぜ自分なりに満足する結果につながらなかったのか、初心者なりに分析しました。
ポイントは2つです。
私の2023年の課題は、ポイント2です。
不動産投資は見えるものが見えてくると、勝つのは簡単です。
資産が増えてくれば銀行取引で有利になります。
買える属性になれば情報の質が上がります。
何年後にいくらで売れるのか、その時どの銀行がどんな条件で貸すのか、という出口がほぼ正確に見えていれば怖いものはないのです。
次誰がどうやって買うのかを意識して自分が買うのは必須です(出口戦略)。
株でいうと、だいたい●●年後に●●円で売れるから、今●●円で買ったら勝てるな、というのがわかるのが不動産投資です。
しかし、株式投資は全く違いました。
まー勝てるだろ!
なんて気楽に参入した株式投資は複雑かつ難しく、多大な時間を費やし、分析しても、満足いく結果は一切残せませんでした。
不動産は経験値が高くなり、資産が多くなれば必然的に条件が変わる世界なので、経験が浅く、資産が乏しい人より圧倒的に勝ちやすくなるのです。
ある程度までくると、不動産で労力をかけずに勝てるようになります。
しかし、株式投資は全然違いそうです。
少なくとも1年半全力で向き合ってきたつもりですが、簡単さは一切感じません。
【ポイント1】ストレスを感じる含み損から投資額を決める
店頭証券を開拓するとき、いくらくらいでトレードすることを意識しているのですか?
と聞かれました。
その時は答えられませんでした。
頭の中では、適当に、3,000万くらい?
とか思っていました。
持っている資産から考えて取引する額をザックリ決めていました。
○○円あるから、そのうち余裕資金は○○円なので、○○円を株式投資に使おう!という考えです。
しかし、この考え方は誤りでした。
最初の方は3,000万で個別売買をスタートさせましたが、良い時期は良いものの、悪い時期に出る損も大きく、含み損が大きくなった時に冷静な対応ができず、損切を連発していました。
資産がいくらある、という視点ではなく、いくらの含み損を抱えるとストレスを感じるか、で考えるべきです。
含み損が大きくなり、ストレスを抱えてくると、冷静な取引ができなくなる可能性が高いためです。
私は、20万以上の含み損からストレスを感じます。
こんな小さいの!!?
と私が思いました 笑
不動産投資は損しないとほぼ断言できるので、損には無縁の16年間を過ごしてきたわけで、損に慣れてないのでこのくらいという感じでした。
20万の含み損を抱えないで取引できる金額はいくらか?
を考えたら、最大でも1,000万円という結論になりました。
1,000万の場合、2%逆にいくと20万の含み損です。
私は短期売買派なので、全保有銘柄の合計で2%以上の含み損は、結構な事故です。
このため、3,000万ではなく、株の個別売買で使う資金は約1,000万としました。
保有の平均は、200万~1,000万ほどが多く、おおむねルールは守れていました。
そのあたりから、ある程度感情コントロールができるようになったと感じます。
よって、嫌だなと思う含み損から逆算して投資額を決めることで、感情コントロールが増すと思います。
【ポイント2】プラン通りに実行する
●いくらで買うのか
●いくらで売るのか
●いくら損したら損切するのか
というシナリオは必須です。
私自身、ある程度シナリオを描いて取引に挑んでいましたが、多くの場合、最初に決めた数字を守れず終わっています。
・利益が出始めたら下がる前に売ってしまう(結果当初の想定より利益が取れない)
・下がり始めたら含み損拡大が嫌なので予定よりも早く損切してしまう(売ったら戻る)
ちょこちょこログインして板を見ると、板につられてせっかく設定している指値/逆指値を訂正して約定させてしまうことが多々ありました。
この操作のせいで利益を小さくし、損を拡大させたりしていました。
非常にストレスになったので、冷静なときに立てたシナリオを機械的に実行することが大切と判断しています。
最初から立てた計画通りに実行しているだけなので、その後もっと利益が出たとしてもスルーできますし、損したとしても同じくスルーできます。
さて、2023年は、あまり良い相場になる気がしません。
2022年の1月はマザーズ銘柄に大量の空売りを入れて上手く稼げました。
現時点では自信をもって空売りできる銘柄はかなり限られており、どう対応していくか悩ましいところです。
私としては、ポイント2の「プラン通り実行」が今年の課題です。
これをしっかり守って結果を見て検証していきたいと思います。
PO/IPOで堅実に稼ぐことは可能
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