ヘアカラーリング剤の歴史と未来 | 香草カラーのランドプランニング

香草カラーのランドプランニング

香草カラーの総発売元ランドプランニングのオフィシャルブログです。香草カラーやヘアカラーに関心のある美容師や一般の方へ香草カラーにをより知って頂けるよう最新情報や香草カラーの使い方の最新事例など情報をお届けします。

みなさん、こんにちは。

素髪から髪をキレイにする「香草カラー」

ランドプランニングアソシエーツ開発部 R&Dラボです。



ヘアカラーリング剤の製剤技術分野では


長らく大きな技術革新が見られていません。

例えば現在の酸化染毛剤の原型の特許がフランスで取得されたのは

1883年のことですから、もう130年以上も続く伝統技術といえましょう。

パーマ剤の歴史より古いのです。

その他の直接染料などのヘアカラーリングに使える染料も

ほぼ出そろった感があります。

また、当面は酸化染料を超える染毛技術は

生まれるきざしは残念ながらなさそうです。

よって今後は染毛剤・染毛料の垣根を越えた

クロスオーバーな
製品開発も重要になってくると思いますが、

日本では法律上の規制が多く、出来ないことの方が多くて困ります。

もっと自由に異種類の構造の染料の組み合わせで

ヘアカラーリングが出来ればと思います。



かって2001年に施行された大幅な化粧品関係の規制緩和も

ヘアカラーリングとパーマに関しては
中途半端な内容に終り

医薬部外品という
日本独特の制度が残ってしまいました。

この制度に関しては当分の間廃止されることはなさそうです。

それでもそれまで日本で使用できなかった

HC染料や塩基性染料などの
直接染料の選択範囲は大きく広がり、

カラートリートメントという
新しいカテゴリーも誕生しています。

染まりが浅いという欠点がありますが、

従来は酸化染毛剤以外にはマニキュアなどの

酸性染料しかなかった染毛料の幅が少し広がりました。


また酸化染料でアレルギーの出てしまった人用に

植物染料のヘナやインディゴも化粧品染毛料で使用が認められ

再認識されています。ヘナやインディゴは比較的濃く染着し、

色持ちも酸化染料より良く、面白い染料です。

特にインディゴは無色の前駆体を酸化重合させて
2量体を形成させて

藍色に発色するという天然の酸化染料ともいえるものです。

これらのヘアカラーリング剤としての歴史は古く

紀元前から使われた記録があるそうです。

新旧の染料や染色技術が出そろい、それぞれの特色を生かして

棲みわけが進んでいくのでしょう。






◆「唯一無二のプロダクツを発信する」ランドPAのオフィシャルサイト


◆一般の方向け「香草カラーwebサイト」
http://www.landpa.co.jp/consumer/

◆お問合せならこちら「目安箱」

◆現在進行中「facebook」

◆香草カラー施術を動画で観られる「香草TV」
http://www.youtube.com/user/landpatv

◆香草カラーblog(レシピ、写真で観るbefore/afterなど)