韓国ドラマ リメイク3作品終わりました。 | ちゃっきりおばさんの、ぼちぼちブログ

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静岡県中部地区を中心に、ランチで行ったお店やミニドライブで発見したことを、アバウトに紹介したり、韓国ドラマやWOWOWでみた映画にコメントしたり、自由気ままに書いています。

夏クールの韓国ドラマリメイク3作品が、昨日の「ボイス」最終回で終わりました。
韓国作品観てない人も、観た人も、それぞれ感想があると思います。
私は、韓国ドラマを観た上での感想を…☝️

まずは「ボイス」
これね、韓国ドラマがあまりによく出来ていて、日本リメイクはすごく残念。
韓国は、チャン・ヒョク君とイ・ハナさんコンビ。
韓国では猟奇的な事件を、さらに不気味に残虐に描くのが得意というのが、目を覆いたくなる描写が多いので(描写については賛否両論あるのですが)、このドラマは猟奇的事件を謎とくストーリーが好きな私としては面白かったんです。

日ドラ1話は、韓ドラに実に忠実で、期待が膨らんだのですが、事件としては、日本ではちょっと違うな?ということが多すぎて、つまらなくなってしまった。
日本で、猟奇的事件を題材にするなら、ストロベリーナイトやWOWOWの殺人分析班シリーズの方が、リアルで面白い。
だって、日本では、政治家や警察や病院が、ある企業の権力者の言いなりになる、なんてあり得ないでしょ?お金のために、みんなが悪いことに目を瞑るなんて、考えられない。

そういうところは、「Two Weeks」も同じ。
イ・ジュンギさんが主演でした。

企業のトップと、地位のある検察官が癒着し、事件を大きくしていく…ってか、逃亡者が狭い範囲で2週間も潜伏し、その間に同じところに何度も現れているのに捕まらない、なんて日本の警察ではあり得ない。捜査人数少なすぎww

そもそもあり得ないことのストーリーがドラマなんですが😅

いや、きっとオリジナルの韓国ドラマが面白かった分、失望していると思います。

Two Weeksは、三浦春馬君が好きなのと、子役の女の子がとっても可愛くて上手でしたね。春馬君のお父さん役というのも悪くないので、日本オリジナルでそういうドラマを作ってもらいたかった。

もう一つのリメイク作品が「サイン」

私は3作品の中では、この「サイン」が一番受け入れやすかったかな。
韓国では、パク・シニャンさんが法医学者を演じました。
韓国ドラマを観たのが、かなり前だったので、ほとんどストーリーを忘れてしまっていたのですが、身をもって完全犯罪の謎を解くところが、切なくて見どころでしたね。
森川葵さんの怪演というのか、この部分に関しては、韓国以上だったと思います。


話は「ボイス」に戻りますが、韓国では、2、3と作られ、シリーズ化しました。
ボイスのいくつかの事件が、実話に基づいているところも視聴者の興味を引いたことと、韓国ドラマでは、役者さんたちの演技が際立って素晴らしかったことが良かったのでしょうか。
ヒョク君の狂犬のような荒々しいアクションがあるかと思えば、妻を亡くし抜け殻のようになってしまう相反する姿の名演技。
ハナさんは、ほとんど指令室でのシーンなのですが、ワンパターンでなく、どんどん成長していくのがわかります。
そして、キム・ジェウクさん。
この俳優さん、日本語がとても流暢で、日本の映画、ドラマにも出たことのあるイケメン俳優さんです。この人の演技があってこそのドラマの仕上がりでしたね。

韓国ドラマを観た方へのサプライズなのか、日ドラでは、父親役の伊武雅刀さんが、息子の伊勢谷友介さんに、韓国へ逃げさせるために偽のパスポートを渡すのですが、その偽名が「モ・テグ」!
知る人ぞ知る、でした。

韓国「ボイス」のもう一つの見どころが、仲間内の裏切りなんですが、ペク・ソンヒョン君演じるデシクの裏切りがバレたシーンは泣けました。

リメイクドラマを見ていて思うのは、韓国って境遇に恵まれない人のシンデレラストーリーや、恵まれないことが事件の引き金になるとか、とにかくそういうドラマが多いから、警察と経済界の癒着とか、企業が権力を奮うとか、違和感なく観れちゃうのかもしれない。それを日本でそのままリメイクすると、ありえな過ぎて面白くなくなっちゃうのかも。

逆に、韓国が日本のドラマをリメイクするときは、上手く韓国ドラマらしさを取り入れて、違和感ないように仕上げてる感じ。
もしかしたら、韓国の日ドラファンが観たら、私と同じように、日本は日本、韓国は韓国でそれぞれオリジナルの方がいい、と思っているかもしれませんね。