ロンドンの隠れ家的な素敵な教会を見学した後、素敵なゲートをくぐった先で、ガイドツアーのグループに遭遇しました。
教会側から見るこのゲートも素敵でしたが、こちら側も素敵ですね。
ここは、何の建物かな?
何を説明してるのかな?とちょっと遠くから耳を傾けてみました
この壁には、スコットランドの英雄ウィリアム・ウォレスのメモリアルがありました。
彼は、このスミスフィールドで処刑されたそうです。
このスミスフィールドと言うエリアでは、13世紀初めから1855年まで約700年もの間、処刑場として使われていた場所でもあるそうです。
実は、こちらの建物は、St.Bartholomew's Hospital(聖バーソロミュー病院)で、1123年に設立され、ヨーロッパで一番古い現存する病院として有名なんだそうです。
今も病院として、使われています。
こんな大きな庭があって、救急車が止まってなければ、病院だなんて、気づかない人もいるかもしれないですよね?
こちら、確かミュージアムの入口で、この日は、閉館してて、中は見学できなかったんですが、ボンがこの中にとっても素敵な階段があるんだよ、見られなくて残念!と言ってました。
ボンは写真を見た事があるそうで、今度は開館してる時に来てみたいなと思ってます。
普通の道端の木の下にこんな椅子が並んでて、これ、お天気のいい日にここでちょっと座って休憩なんかもいいだろうな~と。
こんなところを通って、たどり着いたのは、先日もちょこっと紹介したSmithfield Marketです。
このマーケット、EUで一番大きく、そして一番古い肉市場なんだそうです。
この日は、マーケットがお休みだったので、こうして中はガラーンとしてたのですが、ロンドンには、昔はフィッシュマーケット(Billingsgate;現在は場所を移して新しくなったそうです)やフルーツ・ベジタブルマーケット(現コベントガーデン)もあったけど、今でも同じ場所に現存してるのは、このミートマーケットのみだそうです。
古い建物だからか、この装飾や色使いが珍しく、目を引きます。
たまたまゲートが開いてるところがあったので、ちょっと遠目に中を覗いてみたら、中の方は、実際に使われている市場なので、さすがに近代的で、大きな冷蔵庫等になってる様でした。
最近は、スマホ・携帯を持ってるのが普通になってしまったので、この電話ボックスもかなり数を減らしてしまったと思いますが、ここにはいくつか並んでました。
そして、結婚式を挙げたばかりの新婚さんかな?
こんなところで、写真撮影してました~。
でも、このマーケット、実は19世紀の初め、まだ離婚するのが難しかった頃、夫が不要になった奥さんをこのマーケットで肉と同じ様に売買したりもしてたそうです
そんな歴史があるこのマーケットで新婚さんの写真撮影とは、ちょっと縁起が良くないような?
ボンなんか、もう妻を売りに来たのか?ってイギリス人ジョークを言ってました
マーケットが行われてる平日だともっと活気があって、又、違う雰囲気なんでしょうね。
近くには、こんな素敵な建物もありました~。
この辺りのPubは、土曜日だと言うのに閉まってるところが多かったんです。
週末は、マーケットも休みだから閑散としてるんでしょうね。
そして、こちらはPubだったと思うんですが、名前がButchers Hook&Cleaver(肉を吊るすフックと肉切り包丁)って名前がすごいですよね。
肉市場が近いだけあって、変な名前が付いてました。
でも、雰囲気は良さそうだったので、閉まってて、残念。
私達は、先に見てきた教会に行く小路にあったPubも素敵だったので、そこで休憩する事にしました。
実は、こちらのPub、私達の好きなサミュエル・スミスのPubでした。
サミュエル・スミスのPubは、こういう古い素敵な建物のお店が多いし、自分のところで醸造したお酒しか売ってないので、値段も安くて、美味しいので、私達は結構気に入ってます。
週末なのに、こんなガラガラなのもビックリですが、平日は混んでるのかもしれないですね。
私達は、ビターとラガーにしました。
ガラス貼りなので、明るく、素敵な雰囲気で、気に入りました。
Smithfieldエリアには、初めて行きましたが、まだまだ知らないロンドンがいっぱいです。