雨の最終日 | Lancashire スローライフ

Lancashire スローライフ

イギリスLancashireより、何気ない普段の生活を紹介しています。
大好きな湖水地方の様子、Pub巡り、自家製色々、サッカー観戦つぶやき等。

湖水地方滞在、4日目。
残念ながら、朝から土砂降り
まぁ、2日間は青空で雨も降らなかったから、しょうがないかなぁ~と。
ただ、翌日、G家族はスコットランドへ向かう為、観光できるのは、この日が最後。
Gがハイストリートと呼ばれる山をウォーキングしたいと言ってて、ちょっと子供達にはハードかな?って思ってて、その日は、子供達は、ポニートレッキングさせてもいいねって話をしてたんです。
朝ご飯食べたら、すごい雨にも拘わらず、外に出たいと強情なナナ。
雨だから、できるかわかんないけど、ポニートレッキングできるか一応、聞いてみようか?と言う事になったのだけど、別荘は携帯の電波が悪く、電話かける事ができず、ちょうど外に出たがってたナナを連れてGとボンが管理オフィスに行って、電話を借りてみると言う事に。
なかなか帰ってこない3人。
だいぶ経って、ボン一人で土砂降りの中、帰ってきました。
Gとナナはどうしたの?と聞くと、管理オフィスでは、電話をかけさせてもらえず、直接、ポニートレッキングの受付まで行かないといけなかったと。
そして、そこまでが結構遠くて、やっと着いたら、雨がひどいので、ボンに大きな傘を持たせたのだけど、その傘が赤い傘で、ポニーが赤色を怖がるから、傘はやめてほしいと言われたそう。
それで、Gとナナはレインコートを着てたので、傘を持ってたボンだけが先に帰って来たとの事。
そして、ボンは、携帯の電波が悪いから、管理オフィスに電話を借りに行ったのに、電話を貸してくれず、すごく対応も悪かった事に憤慨
しばらくして、Gとナナがびしょ濡れで帰ってきたけど、結局、今日はできるかわからないと言う事で、できるようだったら、電話するって言われて帰ってきたそう。
でも、電波悪いから、電話されても受けられないんじゃ???と思ったけど。
ボーダーフォンのアンテナが近くにあって、ボーダフォンの電波を使ってる携帯は、繋がるようだけど。

こんな訳で、この日は1日別荘で過ごす事に。

G家族と合流する前、ウィンダミアの町をちょっと散策してた私達。
たまたま色んな賞を取ってる肉屋さんを発見
すごく気になったのだけど、その日はお休みだったので、別の日に来てみようと思ってたので、その肉屋さんに買い物へ。



ポークパイ、湖水地方名物のカンバランドソーセージも賞を取ってたし、他にも色々パイも売ってて、いくつかのパイも賞を受賞してました。

私達は、その賞を取ってる湖水地方名物のカンバランドソーセージ、ランチ用にパイ、ディナー用のラム肉を購入。

別荘に戻ってから、パイをオーブンで温めて、お昼にしました。

  


左の長方形のパイはGとDの牛のステーキ肉とブルーチーズのパイ、中央の2つが子供達のビーフ(挽肉)パイ。
本当は、ナナがビーフ&エールパイを食べたいって言ってたのだけど、ビーフ&エールパイはなかったのです。
でも子供のくせにエールってビールですよ。そんなの食べたい!って言うなんて・・・
そして、左の写真の右のが私のミート&ポテトパイ。
前にも言ったかもしれないけど、初めてミート&ポテトパイを食べた時に、肉じゃがの味がする~って驚いたのだけど、一度パパ家族を呼んで日本食ビュッフェでもてなした時に肉じゃが作ったら、やっぱり義弟の婚約者がミート&ポテトパイの味がする~って言ったんですよね。
調味料は全然違うはずなのに、何故か肉じゃがに似た味になるパイと思ってたけど、このミート&ポテトパイは、肉じゃが味ではなかったなぁ
ちょっとしょっぱかったけど、でも賞を取ってただけあって、パイがサクサクしてて、重くないし、ほんと美味しかったです。

右の写真がボンのソーセージロールとポークパイ。
ポークパイ、時々肉の臭みを感じる事があるのだけど、ここのは、さすがに賞を取ってるだけあって美味しかったし、ソーセージロールもあんなに美味しいの初めて食べたかも。
この肉屋さん、湖水地方来た時には、私達の御用達になりそうです。

  


ずっと雨が降ったり止んだりしてたので、家の中で、遊びます。
ドムは、持ってきた戦争ゲーム楽しんでました。
この地図は戦争ゲームとは関係なかったのだけど、何故か下に敷いて、人形並べてました。
より、戦争ゲームな感じがしますよね。

ナナは、破れかけたタンクトップを出してきて、毛糸で刺繍を始めました。
帰りシンガポール経由で帰るので、2,3日滞在するから、シンガポールは暑いからこれ着るんだ~って言ってました。
結局、気に入らなかったのか、その刺繍はやめて、以前自分で編んだと言う、毛糸の小さなポーチを胸に張り付けてました。
なかなかいいアイデアです。

この子、料理もお菓子作りもするし、洗い物してたら、すぐにやってきて、食器拭いてくれて、これどこにしまえばいい?と片付けまで手伝ってくれるし、買い物行けば、買い物かご持ってくれて、重くない?って聞いてもいつも平気!ってそして、レジでお金払って、買い物袋に詰めた購入品も持ってくれます。
それだけでもすごい使える9歳の女の子だったのに、裁縫や編み物までするなんて、スーパーガールです。
そして、私にもナナが編んだリボン?をくれました。

ディナーは、ボンがスカウスと言うリバプールの料理を作ってくれる事に。
スカウスはイギリス人のGも知らなかったのだけど、ランカシャー名物のホットポットに似た料理。
今度、紹介しますが、ホットポットとは、ラムシチューにスライスしたポテトを載せてオーブンで焼いた料理なんですが、このスカウスは、要はスライスしたポテトを載せて焼くのではなく、ラムシチューの中にポテトを入れて煮込んだ料理だそうです。

  


肉屋さんで買ってきたラムを使って、3~4時間コトコト煮込むと自然に野菜が溶けてきて、ラムもホロホロに。
別荘には、大きな鍋がなかったので、2つの鍋を使って煮込みました。
雨が降って、寒い1日だったので、こんなシチューは体が温まって、みんな美味しいと大喜びでした。

夕方には、みんなでローレル&ハーディーのDVD見て、大笑い。
夜、子供達が寝てからは、大人だけで、DVD見たりして、のんびり過ごした最後の1日。

そして、とうとう最終日の朝、前日買ったカンバランドソーセージの登場です。



このカンバランドソーセージは、湖水地方名物で、こういう風にぐるぐる巻きになってるのが特徴です。
たまに、同じフレーバーで普通のソーセージサイズになってる物も見かけますが。
これで、確か700g弱だったと思います。

  


どれだけ大きいかわかりますか?
ボンの手と比べてますが、28cm位のフライパンで焼いてます。




食べやすいようにカットしたけど、すごい量になりました。
しかもすごく太いソーセージです。

  


Gが電子レンジで簡単スクランブルエッグ作ってくれました。
後は、ミニトマトと一緒に。
この透明なカップに入ってるミニトマトは、うちで収穫した物です。
湖水地方に来る前に赤くなってたのを収穫して持ってきました。

カンバランドソーセージは、さすが賞を取っただけあって、美味しかったです。
お店の人曰く、これが伝統的なレシピのカンバランドソーセージで、肉は80%だそうです。
他に小さくなったソーセージも売ってたのだけど、そちらは肉が70%って言ってたかな?

最後にみんなで囲む朝食、美味しく戴きました。

忘れてたのだけど、前回、ローマ時代の砦跡に行った後で、ランチに寄ったPubで。



ナナと二人でトイレに行ったのだけど、手洗い所には、ソープとクリームと言う表示が。
クリーム、勿論、生クリームじゃなく、ハンドクリームです
トイレには、ナナが先に入って、私が後で。
私が石鹸使わずに手を洗ったら、ナナに石鹸使わないの?と聞かれました。
私、公共の場に置いてある石鹸は、あまり使わないので、うん、普段からあんまり使わないのって答えたら、実は、ナナが石鹸とハンドクリームの容器を交換してたんだって
ごめんね。せっかくのナナのいたずら、引っかかってあげられなくて。
でも、石鹸使ってたら、あはは・・・と大笑いされるとこでした。
ほんと、おちゃめないたずらっ子のナナでした。

そんな可愛いナナ達ともとうとうお別れです。
前日見たローレル&ハーディーの様に、何度も何度もGood by、Good byとエンドレス状態で手を振って、笑いながらお別れしました。

何故か、Gが次回は、来年、オーストラリアで~って言ってたけど、ほんとに行けたらいいけど、来年は無理かな?

こんな感じで、G家族と素敵なホリデーを過ごせて、とっても楽しい時間になりました。