Smoked Cod Roe(燻製たらこ) | Lancashire スローライフ

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先日、閉店間際のWaitroseに行ったら、色々値引きになってて、すごくお得な買い物ができました。

以前から気になってたスモークしたたらこ(燻製たらこ)、200g弱で元値が£5.58(約1000円)のところ、賞味期限がその日だった為、なんと70p(120~130円位)になってたんです。
ずっと買ってみたかったけど、ボンは魚の卵系の物は食べないので、私一人で食べるには、ちょっと高くて、なかなか買えずにいたんです。
これは、勿論買いですよね~。



後、ムール貝、約1kgがたったの80pでした。
(普段でも他のスーパーなんかで、1kg£4位で購入できるので、日本で買うよりずっと安いですけどね)



ムール貝は、1晩、水に漬けて砂出しして、翌日ワイン蒸しとして食べました。
さすがにちょっと古くなってきてたからか、処理が悪いせいか(ワカメみたいな海藻も紛れてました)シーフード臭さがちょっと強かったので、トマトソース味にしました。

他にもグラナリー(穀物入り)のバゲットが20pでした。

どこのスーパーでも賞味期限ギリギリや閉店間際になると値下げするけど、Waitroseの値下げは他のスーパーより、ずっとお得で、安くなりすぎてて、ビックリでした。
普段は、ちょっとお高めなんですけどね。

さてさて、ずっと気になってた燻製たらこ食べてみましたよ~。

  


イギリスでは、日本のたらこや明太子のような味付きのたらこは売ってません。
2月頃には生たらこは見かけるので、たまに買いますが、こちらのたらこは、本物の鱈の子で、すごく大きいんです。
日本のたらこは、スケソウダラの子なので、小さいんですよね。

生たらこの他には、缶詰に入ったたらこは、年中スーパーで買えますが、こちらも味なし。

それが、この燻製たらこ、塩で〆てから、スモークしてるので、スモークのきいた日本のたらこのような味でした。
これ、たらこ代わりになる~

こちらの人、特にスコットランドではよく食べるようで、そのままスライスして、スコッチと一緒に酒の肴にしたり、トーストにバター塗って、その上に載せて食べるとか、後はギリシャとかでよく食べられるタラモサラタ(taramasalata)と言う、たらこのペーストにして食べたりするようです。

と言う事で、私もこっちの人流にトーストに塗って、食べてみました。



チャイブと一緒に。

結構、スモークが効いてるんですが、塩加減が、まさに日本のたらこを思い出す感じ。
美味しいけど、これは、白いご飯と食べた方が絶対合うな~という感じでした。

白いご飯と食べたら、まさにたらこ
スモークは効いてるけど、ほんとに日本のたらこご飯を食べてる感じでした。



一人で食べてると、結構量もあったので、色んな料理に変身しました。
こちらは、マヨネーズと混ぜて、炒めたにんにく、玉ねぎ、セロリを少し加えて、たらこスパゲティー。
トッピングは、何故か昨年の生き残ってるシソと海苔をかけて戴きました。

たまに生たらこや缶詰のたらこを使ってたらこスパゲティーするけど、こちらは、火を通したいので、いつもはバター醤油味にして炒めたたらこスパゲティーにしてるので、たらこマヨネーズ味のスパゲティーがすごく新鮮で、美味しすぎました

もう少し、お値段安かったら、この燻製たらこしょっちゅう買っちゃうけど、普段のお値段だと、ちょっと高くてね。
でも、又、閉店間際とか狙って、買い物に行ってみようかな~

実は、スコティッシュ風にスコッチと一緒にスライスした燻製たらこも食べてみました。
まぁ、カラスミは塩漬けした後に乾燥させた物で、この燻製たらこは塩で〆てから、スモークしてるので、似たような物と言えば似たような物なので、お酒とも合いそうと言う事で、こちら風に。
でも、私としては、スコッチとよりは、やっぱり日本酒の方が合いそうな感じがしました。

でも、所変われば・・・ですよね。
日本のたらこにしてもカラスミもこの燻製たらこも、元々は、保存を考えて作られた物なんですよね。
昔の人って、色々考えて、保存してたんですよね。

イギリス在住の方、日本のたらこが恋しくなったら、このスモークしたたらこ食べて見てください。
感動間違いなしです