ビアフェスティバル@HAWKSHEAD BREWERY | Lancashire スローライフ

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イギリスLancashireより、何気ない普段の生活を紹介しています。
大好きな湖水地方の様子、Pub巡り、自家製色々、サッカー観戦つぶやき等。

金曜の午後から湖水地方へ行ってきました。
今回の1番の目的は、ビアフェスティバルに行く為でした

何度か紹介しているHAWKSHEAD BREWERYでのビアフェスティバルでした。
秋にもここで開催されていたビアフェスティバルに行って来たんですが、その時は、イギリス北西部のビールコンテスト&フェスティバルで、SIBAという団体の開催だったのですが、HAWKSHEAD BREWERY主催で春と夏にも開催しているのだとか。



ビールを醸造している大きなタンクです。

バーは3か所あって、全部で60数種類のビールがありました。

最初に飲んだのは、こちら



MAGIC ROCKと言う醸造所と主催のHAWKSHEADがこのビアフェスティバル用に用意したフェスティバルスペシャル THE ILLUSIONISTと言うビールです。
春と夏のフェスティバル開催時には、毎回、どこかの醸造所とコラボして、フェスティバルビールを作っているようです。


左が、MAGIC ROCKのThe Stooge:5種類のモルトを使ったビールで、ダークビールだけど、結構冷えてて、ナッツ風味があって、でもシトラス風味もあり、バランスもいいビールでした。
右がコラボのフェスティバルビール(ちょっと口つけちゃってます):ダークビールで、見た目はスタウト(黒ビール)ですが、味はペールエールみたいで、あれ?とまさにイルージョン(錯覚)なビールでした。
香りもすごく良くて、美味しいビールでした。

こちらは、モルトやホップ置き場になっている倉庫にあるロフトバーでした。

リバーサイドバーに移動。



前回のビアフェスティバルの方が混んでたような気がしますが、しばらくは席があいてなかったので、立ち飲みでした。







Quantumと言うマンチェスター近郊ストックポートの醸造所のビール

左がManchester Mild:1987年のBoddingtonsのレシピでできたビール。
Boddingtonsって、黄色い缶で日本でも飲めたので知ってる人もいると思いますが、以前はクリーミーマンチェスターと呼ばれてたビールです。
数年前にBoddingtonsの製造はマンチェスターから南の方に移ってしまったとか。
これね、飲んだら、麦茶のような味がして、後味と言うか、バックグランドにチョコフレークの味がするビールでした。
昔のBoddingtonsって、こんな麦の味が強かったんですね。

右が、Pale Ale NZ:NZのホップを使ったビールで、金色のビール。
これは、まさにグレープフルーツの香りが強いジューシーなビールでした。
私は、このNZのホップ好きで、HAWKSHEADのNZのホップを使ったビールも好きです。



ここのバーには、沢山のリアルエールのビールのタグが飾られてます。

ちょうどソファー席が空いたので、ソファー席に移動しました。



アジアンスタイルなライトが置いてあって、いい雰囲気でした。
このライト可愛くて、うちにも欲しいなぁ~なんて思っちゃいました。

写真がなかったのですが、Weird Beard醸造所のLTTK(Little Things That Kill)#5。
こちらは、ハーフパイントで。4種のホップを使ってるんですが、名前にSorachi Aceと言うのがあって、北海道の空知地方のホップかな?なんて勝手に思って、気になってしまったので、飲んでみました。
リフレッシュできる軽い飲み心地でした。



2階の壁にいっぱい並んでるのは、この醸造所が賞を取った物です。
毎年、色々なビールが賞を取ってるようです。

  


最初の2杯はパイントで注文してたのですが、周り見てたら、みんなハーフパイント。
金額は良心的にちょうど半額でした。
そっか~、ハーフパイントにしてもっと多くの種類のビールを飲んでみれば良かったねと
最後の2杯ずつは、ハーフパイントで。
こちらは、階下のメインバーです。

一番左のが、Buxton醸造所のSPA:ホップの味が強く、最後にちょっとビターな味が残るビール。でも、決して、ビター過ぎるわけではなく、軽い飲み心地のビール。
左から2番目のThornbridge醸造所のLumford:こちらもNZのホップを使ったビール。フルーティーで黄金色のビールですが、こちらも少しだけホップの苦みが最後に感じられるビール。

最後に右から2番目のRoosters醸造所のTrue Grid:1969年のJohn Wayneの映画の後に名づけられたビールで、シトラス風味で最後にちょっと苦味が残るペールエール。
一番右のThornbridge醸造所のBlack Harry:こちらは黒ビールで、クリーミーで、ナッツ風味があり、軽く甘みが最後に来るビールで、飲みやすい黒ビール。

どのビールもほんと泡がマイルドで、飲みやすかったです。
何よりもやっぱり新鮮で、どのビール飲んでもほんと、美味しかったです

散々ビール飲んで、お腹がすいてきたので、何か食べようと言う事で、来た時に見つけてたお隣のベーカリーで売ってたサンドイッチを食べる事にしました。
ビアフェスティバルでも少しは食べ物も売ってるのですが、隣のベーカリーは、アーティサンベーカリー(全て手作業で焼いてるパン屋さん)で、ここのパン、すごく美味しいので、いつも湖水地方に行くとここのパンを買って、別荘で食べたりしてるんです。



メニューは、面白くて、イングリッシュ、アメリカン、スパニッシュ、ジャーマン・・・なんて書いてありました。
イングリッシュは、湖水地方名物のぐるぐるまいてあるカンバランドソーセージ、アメリカンはバーガー、スパニッシュがチョリソー、ジャーマンがジャーマンソーセージ。後は、ベーコンバティ(ベーコンサンドイッチ)も美味しいよって薦められたけど・・・

  

ボンは、アメリカン(左)、私はジャーマン(右)にしました。
私のジャーマンソーセージは、2本も入ってましたよ。
ビックリ
どっちも美味しいサンドイッチでした。
ボンのバーガーに薦められたこのお店で売ってるチリジャム。
見た目は苺ジャム。甘いんだけど、辛くて、これが意外とバーガーに合って、ソーセージにも美味しいよって言われて、私もちょっと挟んでみたら、ほんと美味しくて、私達、このチリジャム、お買い上げ~



お肉にもチーズにも合うし、サンドイッチに挟んでもいいので、色々使えそうです。


おまけ

帰りにスーパーに寄って、食材の買い出しをしてきたんですが、その時に見つけたシャンペン。

  


Moet&Chandon 2002ってラベルのビンテージシャンペンとLansonのゴールドラベル(光ってわかりにくいけど)。
初めて見たので、ちょっと写真に撮ってみました。