パースニッププディングとおでん | Lancashire スローライフ

Lancashire スローライフ

イギリスLancashireより、何気ない普段の生活を紹介しています。
大好きな湖水地方の様子、Pub巡り、自家製色々、サッカー観戦つぶやき等。

以前、イギリスにあるパースニップと言うニンジンを白くしたような野菜を紹介した事がありますが、先日、スーパーでパースニッププディングと言うレシピを見つけたので、ちょっと作ってみました。

うちではもっぱらローストにして食べてるので、全然違う料理としての1品、どうかなぁと。


ちなみにプディング(Pudding)って聞くと日本ではプリンのイメージが強いと思いますが、こちらではプリンの事は、Cream Caramelと言います。
プディングはこちらでは、デザートの総称みたいに使われる事もあります(クリスマスプディング等、蒸したスポンジ物をさす事も)。
他にもヨークシャープディングと言えば、ローストビーフ等に添えられる小麦粉、卵、牛乳を混ぜた物を焼いた物で、ブラックプディングは、Lancashire名物の豚の血のソーセージだったり・・・

今回作ったパースニッププディングは、パースニップを茹でてマッシュし、パン粉と牛乳と卵を混ぜてトップにチーズを載せてオーブンで焼いた物で、デザートではなく、料理のおかずの1品として。



オーブンから出した直後は、こんなに膨らんでました。
少しずつ冷めて、上のようにしぼんできます。
オリジナルレシピでは、グリュエチーズを使ってましたが、私は、うちにあったチェダーとブルースチルトンをほんの少し載せて焼きました。

優しい柔らかさとパースニップの甘みがあって、不思議な自分では作らなかった味で、美味しく戴きました。
これ、お客さんが来たときの前菜としても使えそうです。

先日、お友達の家で久しぶりに家族揃ってランチしようと言う事で、寒い日が続いてたのでおでんを作って持っていきました。

おでんと言ってもイギリスでは、なかなか具材がそろわないので、リヴァプールに行った時に大きい中華のスーパーに寄って、魚丸と言うFried Fish Ball(魚のかまぼこ)と竹輪を買ってみました。





竹輪こっちで初めて買ってみたけど、小さいのがいっぱい入ってました。
右のは、ただのあげ。
中華食材店で手に入るあげは、日本のような形じゃなくて、こんなさいころ型なんです。

ハンペン、こんにゃくや厚揚げなんかもないから、あげもいれてみました。
後は、大根とだし用の昆布と茹で卵。


前日からことこと煮込んだので、味も染みて、大根も軟らかくなって美味しくできました。
私が買い忘れた煮物用に巻いてある白滝(中華食材店で買える物)あればもっとよかったなぁって思ってたら、お友達が近所の食材店で買ったよ~と、別に用意しててくれました。

ボンもおでんは好きなんですが、お友達のイギリス人の旦那さんも和食はよく食べるし、友達の子供達も気に入ってくれたようで、お替りまでしてくれて、汁まで飲んでました~。
娘さんは、超和食好きなんですが、息子さんは、最初は、あんまり乗り気じゃなかったんだけど、食べたら美味しかったみたいです。

お友達は炊き込みご飯と乾燥ごぼうで金平を作ってくれてて、この日は和食三昧

寒い日だったので、みんなで囲むおでん、美味しかったです。