イギリスで一番高いところにあるPub | Lancashire スローライフ

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イギリスLancashireより、何気ない普段の生活を紹介しています。
大好きな湖水地方の様子、Pub巡り、自家製色々、サッカー観戦つぶやき等。

先日の湖水地方へ行った時の続きです。

グラスミアを散策した後は、Kirkstone Passという細いくねくねした峠道を上りました。



結構上って、上って来た道を見降ろすとこんな感じです。
遠くに見える湖がウィンダミア湖です。
くねくね見えてる道が私達が上って来た道です。



標高1481feet(451.4m)にあるこのPubがなんとイギリスにあるPubで一番標高の高いところにあるPub  "KIRKSTONE PASS INN"だそうです。
451mってそんなに高くないけど、イギリスはそんなに高い山はあんまりなく、確か500m台位の山が多かったと思います。
1496年に建てられた建物のようです。
ちなみにこのPubは、部屋もあって、宿泊する事もできます。
湖畔の町からはかなり離れていて、周りは何もありません。
湖水地方は山歩きや丘歩きに来る人も多く、バックパックしょって、トレッキングシューズ履いて歩いてる人も大勢見かけます。
ここで休憩する人も多いんじゃないかなぁ。
外にもテーブルがあるので、ここの景色をのんびり眺めながら休憩するのもいいかなぁとは思うけど、外は高台なので、ちょっと寒くて。



Pubに入るとこじんまりとカウンターがあります。
食事も提供しています。
以前、ここでランチした事がありますが、湖水地方名物のカンバランドソーセージを使ったソーセージ&マッシュなんかもあって、美味しかったです。


湖水地方は寒い事も多く、この日は暖かかったけど、さすがに山の上、暖炉には火がくべてありました。


隣のテーブルにあったイスなんですが、とってもアンティークですよね。
ちょっと電気椅子のように見えたりもします・・・

Pubで休憩した後は、そのまま峠を更に上っていきました。
そこにブラザーズウォーター(Brothers water)と言う小さな湖があり、そこを更に超えると大きな湖が見えてきます。
アルズウォーター(Ullswater)とと言う湖です。
ブラザーズウォーターとアルズウォーターは、水質等が一緒なので、昔は一つの湖だったのでは?と考えられ、アルズウォーターのブラザーと言う意味で、ブラザーズウォーターと名付けられたようです。



ここは、ウィンダミア湖とは違って、かなり奥に入ってきてるので、人もいなくてすごく静かで、綺麗な湖です。
以前は、この湖ではモーターボート等、モーターを使う物は禁止だったようですが、最近はOKになったのか、モーターボートが浮かんでました



観光客もいなくて、私達の貸し切りでした。
同じ湖なのに、向きを変えただけで、こんなにも空の色、湖の色が違ってました。



天気もいいし、鴨も気持ちよさそうに泳いでました。
湖水地方、湖水地方という名の通り、いっぱいあちこちに湖が点在しています。
ちょっと奥まで足を延ばすとこんな静かな湖畔にも出会えます。
そして、今はスプリングラム(子羊)のシーズンだからか、放牧している羊の中に子羊をいっぱい見かけました。
いつもは、こんなに見かけないので、やっぱり今の時期に産まれた子羊達は、スプリングラムとして出荷されてしまってるのかな?

夕方になり、アルズウォーターを後にして、せっかく天気もいいので、私達はうちでBBQをしようと家に戻ってきました。
さすがにBBQを始めた頃には、涼しくなってきてましたが、フリースを着て、外で焼いて食べました。



日本でアパートやマンションに住んでると、なかなかBBQなんかできないので、イギリス風に鶏のもも肉(骨付き)をピリピリソースでマリネした物や、ジャーク(ジャマイカンのスパイシー味)シーズニングで味付けした物、友達も好きなラムチョップにハンバーグ、最近手に入るエリンギや緑のパプリカ、玉ねぎ等の焼き野菜に、スーパー寄ったら、生きがよさそうだったマスを焼いたりして、イギリス風BBQで楽しみました。
天気がいいから、BBQしよう!と簡単にBBQしてしまうのもイギリスならでは?かなぁ。