バカにされても、この映画好きだ! 鈴木亮平・永野芽郁 「俺物語」 | 映画と音楽のある生活

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 鈴木亮平は好きな俳優さんで「変態仮面」の頃からファンだった。永野芽郁も「ハコヅメ!戦う交番女子」のドラマを見て好きになった。

 この「俺物語」は、マンガが原作なのは置いておいて、とにかく笑わせる作品だった。主人公の剛田猛(鈴木亮平)は、気は優しくて力持ちを絵に描いたような人物だが、幼馴染の砂川(坂口健太郎)が、モテまくる為に、女性にはフラれ続けていた。

 ある日、痴漢に絡まれていた女子高生の大和凛子(永野芽郁)を助け、凛子に一目惚れしてしまう剛田猛だが、どうせ凛子は砂川のことが好きになるのだと諦めモードだった。ところが、剛田のことが好きになった凛子は手作りのお菓子等で彼にアプローチする。果たして、二人の恋の行方は、、、、?

 マンガの実写化なのだけど、そこは被り物俳優(?)の鈴木亮平の真骨頂というべきか、肉体改造もバッチリで、マンガの主人公を上手に実体化している。この作品が映画初出演の永野芽郁も普通ならあざとらしく感じられる女子高校生をピュアに演じていて好感が持てた。 

 ラストも鈴木と永野が公園でデートしているシーンでエンドロールを流すが、本当の微笑ましく感じた。エンドロールの後に、鈴木と坂口が男同士でキスの練習をするシーンもあり、大笑いしてしまった。アマゾンプライムだからと言って映画は最後まで見なければならないと再確認した。