原作マンガでは、作者が在籍していた愛媛大学のキャンパスや松山市内の居酒屋が出てくるらしい。登場人物も「西条」や「東雲」に「大洲」等、愛媛県人がみたらニヤっと笑うような名前が付けられている。
大学生の西条(神尾楓珠)は、不思議な雰囲気を持つ文学少女の東雲(平祐奈)に一目惚れするが、告白する勇気がなく幼馴染の北代(西野七瀬)に仲介を頼む。
北代のセッティングで会った西条は、東雲に「交換日記」を渡し二人の交流が始まる。
ところが、西条には不思議な能力があり、恋をしている女性は光を発している様に見えるのだ。実は西条に気がある北代や、他人の彼氏を横取りするのが趣味の「宿木」まで交換日記に加わり彼らの恋愛は複雑化して行く。恋の行方は?そして「光」の正体は、、、?
ここのところ、暗めの作品が多かったが、当作は気楽にみることができた。唯一のツッコミどころは、登場人物全員が大学生には見えないことだ。主人公の西条は、学費を稼ぐ為に東京の出版社で働いていたから24~25歳に見えるのは順当なのだろうけど、同級生という設定の北代はいったい何歳なのだろう?西野七瀬は、当作の前年に「孤狼の血 パート2」で髪の毛をブリーチしてスナックのママ役を演じている。その先入観もあってか、とても大学生には見えなかった。
原作マンガの舞台は愛媛県とのことだが、当作のロケは岡山県のようだ、西条と東雲がデートで歩いていたのは倉敷の「美観地区」だと思った。
アマゾンプライムで視聴