本当の収容所は、もっと厳しかったと思う。二宮和也 「ラーゲリより愛を込めて」 | 映画と音楽のある生活

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 二宮和也という俳優さんは不思議な人だと思う。どんな役でもそれなりに見えてしまう。結局、この人の映画をアマゾンで「検察側の罪人」から当作まで連続で見てしまった。

 ストーリーは、敗戦が色濃くなる満州でソ連軍に捕虜として捕らえられた主人公(ニノ)が、収容所(ラーゲリ)の過酷な環境下で必死で生きた姿を描いている。

 強制労働の為に体力を奪われ、生きる希望を失って行く仲間に「諦めるな!」と励まし続ける主人公だったが、やがて自分自身が病魔に襲われてしまう。

 主人公は帰国することなく死んでしまうが、やがて解放された仲間達は日本で待っている彼の妻(北川景子)に口頭で遺言を伝える。 

 すごく感動的なお話なので、特にコメントはありませんが、過去のシベリアの収容所の映画等を見ていると、本当の環境は、もっと過酷だったのだろうと思う。

 アマゾンプライムで視聴