もう民放のドラマを放映時に見ることは、なくなってしまった。たいていTverで見ている。年末年始、過去の名作ドラマが一気に見れる企画が多く、その中でこれを見た。
安藤サクラがヤンキーではなく、普通の年頃の女性を演じているのが新鮮だった。脚本はバカリズムで、「何度も生き返って人生をやり直すことが出来たら?」という設定のドラマだ。
主人公の近藤麻美(安藤サクラ)は市役所勤めをしていたが、路上のゴミを拾おうとして車に撥ねられ死んでしまう。死後の世界の受付(バカリズム)からオオアリクイに生まれ変わると言われ、もう一度、徳を積むために人生をやり直すことにする。その後、薬剤師、テレビ局、研究者、パイロットと生まれ変わるごとに、様々に職業を経験するが、、、。
生まれ変わるごとに、彼女を取り巻く環境も変わり、配役も変わってくるが、基本にあるのは、仲良しグループの3人組だ。
そのうちの一人は、「セクシー田中さん」だった。
本当に木南晴夏という人は、作品によって印象が変わる人だと思った。
ラストのエピソードでは、共に人生をやり直している優等生の「まりりん」(水川あさみ)とパイロットになって、友人二人を航空事故から回避させる。
人生を何度もやり直しながらも仲良しグループの存在は変わらず、人生で一番大事なのは仲良しの友人ということだろうか。
とても楽しいドラマだった。