全く怖くないホラー! 橋本環奈 「禁じられた遊び」 | 映画と音楽のある生活

映画と音楽のある生活

主に映画と昔聞いたレコードの感想などを書いています。

 私にとって、このタイトルで思い浮かぶのは、「あるある」なんだけど、実家に何故かクラシックギターがあり、最初に弾いた曲が「禁じられた遊び」だったことだ。

 当作は、ホラー小説が原作だけど全然怖くはない。物語は、トカゲの尻尾を土に埋め呪文を唱えると元の姿で地上に現れるという、父親が子供に話した冗談から発する恐怖を描いている。無垢な子供はこの冗談を信じて交通事故で死んだ母親の指を埋め呪文を唱え続け、母親が地中から蘇るというものだ。

 なんだか、この画像だけを見ると当作の中田秀夫監督「リング」を彷彿とさせる。

 主人公のビデオ記者(橋本環奈)は、以前の職場で、この父親に好意を持っていたことで怨霊に悩まされることになる。果たして怨霊の正体は?彼女は怨霊から逃れることが出来るのでしょうか?

 途中で霊媒師が出てくる当たりから、リアリティがなくなって来る。他の方のコメントを見ていると当作はホラーではなくコメディとのこと。そうかもしれないが、ホラーであれば怖くなく。コメディとしては笑えなかった。

 公開後、早めにアマゾンプライムで無料公開される作品は、コケた作品が多いのかもしれない。そうであれば、来月当たり公開されるのは「リボルバーリリー」かもしれないと思った。

 アマゾンプライムで視聴