ファブルはマンガも見たことがある。ただ喫茶店等で雑誌をパラパラと眺めた程度だ。なんとなく絵柄が池上遼一に似ているので読みやすい。
冒頭、伝説の殺し屋「ファブル」(岡田准一)がヤクザを殲滅させるところから始まる。この辺は「レオン」を彷彿とさせる。その後、ボスから1年間殺しをせずに一般人として大阪で暮らす様に命じられる。一緒に暮らすのは、同じくボスの弟子である妹という設定の女性(木村文乃)だ。このファブル、殺しは一流だが、猫舌で熱いものが苦手だったり、アルバイト先で描く絵が幼稚園児並みだったりする。そこで知り合った女性がヤクザに絡まれたことから、ファブルはヤクザと戦うことになる。果たして殺しを行わずに、ファブルは女性を救うことが出来るのでしょうか!
目立ったのは、柳楽優弥がチンピラ役で出演していることだった。是枝裕和監督の子役でデビューした彼だったが、大きくなったものだ。知り合いの女性を恐喝するのだが、ヘラヘラと笑っていたかと思うと、突然キレた様な表情で脅してくる。こんなヤクザに脅されたら、私なら何でも言うことに従いそうだ。
アクションも、迫力があり楽しめる娯楽作だと思う。
Amazonプライムで視聴