2作しか出演できなかった4代目ボンド 「リビングディライツ」 | 映画と音楽のある生活

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 Amazonプライムで007全作公開の時に再視聴した1作。

シリーズの15作目で、4代目ボンドとしてのティモシー・ダルトンの1作目だ。

 3代目ボンドのロジャー・ムーアも最後の2作頃では役を降りたかったみたいで、5代目となるピアース・ブロスナン等と交渉したが調整が付かなかったとのこと。

 もう、イアン・フレミングの原作は長編は全て映画化されており、今作は短編のストーリーを組み合わせて制作している。

 トボケたところが持ち味(?)だったロジャー・ムーアと交代して、シリアスなボンドを目指したそうだ。ボンドガールのチェリストの女優さんも奇麗だったし、ボンドカーや秘密兵器も活躍するが、公開当時に映画館で見た時は違和感があった。

 その後、レンタルで次作の「消されたライセンス」を見たが、こちらの方が、はるかに面白かった。ティモシー=ボンドで三作目が出来たら、映画館に見に行こうと思っていたが、結局もう制作されるこては無かった。理由は、やっぱり著作権の争いだったそうだ。(引用wiki)

 この間、5年のブランクがあり、ティモシー・ダルトンの契約は切れてしまう。結局、彼は最も出演回数の少なかった2代目ボンドのジョージ・レイゼンビー(1作のみ)に次ぐ出演回数の少ないボンドとなってしまった。