義母と娘のブルースコンビが! 綾瀬はるか「リボルバーリリー」 | 映画と音楽のある生活

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 綾瀬はるかは、好きな女優さんなので見に行った。見た感想は微妙だった。ネットでは相手役のミスキャストを指摘する書込みが多い。長谷川博己はミスキャストでは無いと思うけど、前作の「はい、泳げません」でも共演した訳だから、今回は変えてもよかったと思う。過去のTV作品から考えると「奥様は取り扱い注意」の西島秀俊だったらどうだろう?

 後、主人公のリボルバーリリーは秘密組織が作り上げた最高の殺し屋という設定だが、そんな凄みが伝わってこなかった。確かに不死身なのはわかった!ナイフで胸を刺されても死なないし、弾丸を5~6発喰らっても足を少し引きずる程度で生きている。でも、それは「凄み」というより、「そんなことは不可能だろう!」というツッコミ所になっている。

 綾瀬はるか自身も、運動神経は抜群でアクションも出来るのは分かるが、天然キャラとも相まって明るく健康的なイメージが先行している。当作でダークヒロインに挑戦したかったのだろうか?

 見終わった後、綾瀬はるかが綺麗な衣装を着て大正ロマンの髪型をしていた以外の印象は残らなかった。

 鈴木亮平も出ていたみたいだけど、後でチェックしないと、どこで出たのか分からなかった。ラスト前のアイパッチの男なのね?野村萬斎といい俳優の使い方がもったいないと思った。

 原作を読んでいないのでシリーズになるかは分からないけど、続編を作るのは難しいと思った。