第一作目は、レンタルで見ておもしろかったので、続編が出来ると聞いて期待していた。ただ、この続編は13年後に制作されたのにも関わらず一作目の前日譚だという。後日談なら13年経過したとして女優さんが成長してもなんとかなるだろうが、前日譚だと逆に幼くさせなければならない。どうするだろうと心配していたが、悪い予感が的中した。
今回のエスターは後姿が多く、これは子供が代役をしていると直ぐにバレてしまう。顔を映す場合はカメラアングルを工夫して遠近法で小さく見せているそうだ。なによりも、主演女優さんのお顔が10歳の子供とは思えない「お姉ちゃん顔」で、リアリティが感じられなかった。
そもそも、第一作の恐怖は途中までエスターの正体が分からないところにあったが、当然に続編だと観客は彼女の正体を知っている訳だ。そこをどの様に工夫するかと見ていたら、中盤で同様のどんでん返しを被害者側で仕掛けていた。だけど、多少強引だったと思う。
年頃の女性に成長した女優さんを、13年後に同じ設定で出演させた苦労は理解できるが、これ以上の続編は難しいと思った。
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