名前は忘れたが、映画評論家のコメントで「クリスティのミスティーに駄作なし。しかし、映像化作品は、、、、？」というコメントがあった。
前作の「オリエント急行殺人事件」の続編となっており、同作のラストに「ナイル殺人事件」の依頼が入った設定になっていた。
「オリエント急行」もそうだが、超有名なミステリーを映像化するのは難しいと思う。なぜなら、私も当作の原作を読んでいるし、1978年版「ナイル殺人事件」も劇場で見ている。要するに、かなりの視聴者が犯人もトリックも知っているのだ。
興味があるのは、ホームズに次ぐ有名探偵のポワロをケネス・ブラナーがどの様に演じるかだろう。冒頭に、ポワロが第二次世界大戦で、顔に傷を負い、その傷を隠す為に髭を生やしたという設定があった。
ラストに、その髭を剃っていたのは、クラブ歌手に恋心を持ったということだろうか？
作中に次回作の予告めいた物はなかったが、ネットで調べると、どうも近日公開予定らしい。当作では、「引退して田舎でカボチャでも作りたい。」とポワロが言わせており、「次回作は、アクロイド殺人事件？」と思わせるが、そうではなさそうなので安心した。
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