主演の岸井ゆきのさんという人は名前は知っているし、顔もわかるけど、意識して作品を見たことがなかった。
「99.9 刑事専門弁護士」にも出演していると聞いたので、まさか杉咲花と混同したかと青くなったが、主人公の深山に片思いする自称？シンガーソングライターだった。この作品とは全然印象が違う！
当作品は、主人公が生まれつきの聴覚障害者で喋ることもできないから当然セリフが全く無い。そのせいか、全体的に淡々とストーリーが進んで行く。母親からは「ボクシングをいつまでやるの？」と聞かれ、本人もジムの会長に「一度お休みしたいです。」と書いた手紙を渡せずにいる。
そんな中で、ジムが閉鎖されることが決まり、主人公は最後の試合に臨むが、、。
個人的に感慨深いのは、三浦友和がボクシングジムの会長役で出演していたことだ。私の世代では、彼はやっぱり「百恵の相手役」としての印象が強いのだが、その後に様々な作品に出演して、息子二人の俳優になっている。
また、彼の奥さん役の女優さんも見たことのある顔だと思ったら、仙道敦子だった。彼女も緒方直人と結婚して子供さんは俳優だそうだ。
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