各国でリメイクする作品なのかな?「最後まで行く」韓国版 | 映画と音楽のある生活

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主に映画と昔聞いたレコードの感想などを書いています。

 現在、岡田准一と綾野剛の日本版が公開されている。

そちらの方に興味があったが、とりあえずアマゾンプライムで

韓国版を見た。

 相変わらず、「やり過ぎの韓国映画」だと思った。

悪くは無い。むしろおもしろい作品だと思ったが、やはり

韓国映画はエンターテイメントに特化するあまり、激し過ぎる

アクションや、多少の残酷シーンがあるのは仕方のない

ことなのだろう。

 ストーリーは、主人公の刑事が母親の葬式の日に横領の

取調べが入るからと警察署に急ぎ帰っている時に路上に

いた男性を轢いてしまい、その死体を自分の車のトランクに

入れて逃走する。

 前半は、その死体を隠す為のハラハラシーンが中心となる。

母親の棺桶に轢き殺した死体を一緒に入れて埋めてしまうのだから、本当に酷い刑事だ。

 しかし、安心したのも束の間で、事件を目撃した人物から

脅迫電話が掛かってくる。その脅迫者の正体は、同じ刑事で

外見は恰幅がよく歌舞伎役者の様な色男だ。

 やがて、この二人は轢き殺した男の持っていた秘密を奪い

合い、血みどろの格闘をする。主人公の刑事は脅迫者から

何度も逃れ様とするが、相手はゾンビかターミネーターの様に

どこまでも追ってくる。ここら辺の演出も、「ちょっとやり過ぎ

な韓国映画」で、見ていてもう勘弁して欲しいと思う。

 ラストは、警察に居るのはワルばっかりという内容となって

おり、これが韓国警察の実情に近いのなら、とんでもないこと

だと思う。

 少なくとも、日本版もアマプラで無料にならない限り

視聴することは無いと思った。