ハリウッドはおじいちゃが頑張ります。「インディ・ジョーンズ クリスタルスカルの王国」 | 映画と音楽のある生活

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 インディ・ジョーンズシリーズは全作映画館で見たけど、3作目が一番良かった。それで、「3部作の無事完結!」と思っていたら、19年後に当作が公開された。19年も経って、まだハリソン・フォードがインディ・ジョーンズをするの?と疑問しか持たなかった。まあ、「トップ・ガン」の様に36年ぶりの続編というのもありますが、、、。

 でも、そこはハリウッドの俳優さんの凄いところでハリソン・フォードが歳を感じさせないアクションを見せてくれます。かなりのシーンをスタント無しで演じたそうだから大したものだ。お馴染みのハットをかぶったシルエットで登場すると、それだけで胸が熱くなってしまう。

 また、他の登場人物も第一作に登場した女優さんが母親役で出て来たり、実は息子だったバイクの若者も出てきます。タイトルは、ディズニーランドのアトラクションを連想させますが、ストーリーには関係がありません。

 オーパーツとして有名なクリスタルスカルの謎を、今回はソビエトの軍隊と争いながら冒険するというもの。敵役の女スパイとしてケイト・ブランシェットが出演しますが、黒髪のオカッパ頭では、最初誰だか分かりませんでした。

 ただ、アクションシーンも見慣れた様な演出が多く、クリスタルスカルの謎も、ラストのモヤモヤ感が強くアークの蓋を開けると、中からゴーストが飛び交った第一作のラストを連想させる。なんなら、信号音のテーマと一緒に「未知との遭遇」のシーンを挿入して「ET」を出しても良かったと思う。

 今年の夏に、さらに続編が公開されるそうだ。ショーン・コネリーのヘンリーおじさんは死んでしまったし、孫でも登場するのだろうか?

 シルベスター・スタローンの「ランボー」といい、ハリウッドでは、おじいちゃんが頑張っている様だ。

         アマゾンプライムで再視聴