TOKYO MERで、鈴木亮平が気になったので「孤狼の血2」を映画館で見た。ところが、一緒に見た知人が1作目の方が5倍は面白いと言うのでアマゾンプライムで視聴した。
正直、当シリーズでは1と2は、別作品だと思った。ある程度のキャラクターは共通しているが、主人公も相手役のクラブのママも、役所広司と真木よう子が松坂桃李に西野七瀬では味わいは違って当然だろう。
確かに無頼者の刑事も役所広司の方が凄みがあった。また、ヤクザ映画には広島弁が良く似合うと思った。予告編で、繰り返し使われた役所広司の「わしは、警察じゃから、何をしても、えーんじゃ!!」のセリフは広島弁ならではだろう。
東映作品だから仕方ないのだろうけど、石橋蓮司にピエール瀧とくると北野武監督の「アウトレイジ」にかぶって見えてしまう。
そんな中で、役所広司の美人局を演じた阿部純子が、ラストにそれまでの清楚な薬剤師のイメージをガラリと変えて出てきたのが意外であり面白かった。