第1作では、TVシリーズへのリスペクトが強く。なんと
いっても監督がブライアン・デ・パルマだったし。
2作目は、ジョン・ウー監督でワイヤーアクションが
空回りしていた。そもそも、キメラにラビットフットって
スパイ達が命がけで奪い合うけど正体が分からない。
でも、3作目にして現在のシリーズの形が出来上がって
来たように思う。
しかし、期待して見た4作目の「ゴーストプロトコル」は
意味不明だったので、シリーズを見るのを止めようと思った。
そして、5作目となる当作は、とても面白いと思った。
作品の魅力をアップさせているのは、MI6のスパイとして
登場するレベッカ・ファーガソンだ。北欧系なのだろうか
久しぶりに綺麗な外国の女優さんを見た。彼女なら必殺の
フライングヘッドシザースを受けてみたいと思った。
インポッシブル・ガールというのは無いのだろうけど、
その後、ボンドガールで成功するレア・セドゥと対称的だと思う。
舞台としても、ウイーンのオペラ座でトゥーランドットの上演中にオーストリア首相の暗殺を阻止しようとする等、とても
豪華だった。
お馴染みのインポッシブルなトライでは、モロッコの発電所
にボンベ無しで潜る等、ストーリーとの関係も無理がなかった。
敵側の「シンジケート」も謎の組織のままにせず、それなりの
正体を明かしているし、全体的に良くまとまった作品だと思う。
続編の「フォールアウト」も、ほぼ同時に見たのだが
これが、あまり印象に残っていない。
やっぱり、このシリーズは1作飛ばして面白いのだろうか。
アマゾンプライムで視聴