ゴースト ニューヨークの幻 「オールディーズをバックにした名作」 | 映画と音楽のある生活

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 この作品が公開された頃、知人の男性が凄く感動したと言って彼の車に乗る都度、「アンチェンジドメロディー」を聞かされた。

 びっくりしたのが、ヒロインを演じたデミ・ムーアがブルース・ウィルスの奥さんであったことだ。この時期見た映画で、とても面白かったと思う「ダイ・ハード」と当作品に夫婦がそれぞれ出演していたのは驚きだった。

 ただ、デミ・ムーアは、その後ヒット作は無く、次に見たのは「チャーリーズエンジェル」の悪役でだった。

 「氷の微笑」を大ヒットさせたシャロン・ストーンがその後、「キャットウーマン」の悪役になったのと既視感がある。

 それに比べると、当作品でも芸達者なところを見せたウーピー・ゴールドバーグが、その後「天使にラブソングを」等でヒット作を出したのとでは落差がある。

 ストーリーは、ご存知の人が多いので紹介する必要もないと思うけど、ラブストーリーにホラー、コメディの要素も入った傑作だと思う。

 特に、ウーピー・ゴールドバーグの体を借りて恋人であるデミ・ムーアとダンスをするシーンは映画史に残る名シーンだと思う。

                NHKBSで再視聴