ウォール街 「もう二世俳優とは言わせない!」 | 映画と音楽のある生活

映画と音楽のある生活

主に映画と昔聞いたレコードの感想などを書いています。

 オリバーストーン監督にチャーリーシーンといえば「プラトーン」なんでしょうけど、私はこの頃のベトナム反戦映画を全く見ていない。

 やっぱりこの作品は、冷徹なカリスマ投資家を演じたマイケルダグラス抜きでは語れないと思う。

 この頃、私は「ロマンシング・ストーン」シリーズ「危険な情事」「ブラックレイン」「ローズ家の戦争」「氷の微笑」と連続して彼の主演作を劇場で見ていた。もう、カーク・ダグラスの息子とは誰も言わないだろう。

 ストーリは、チャーリーシーン演じる証券マンのバドが、厳しいノルマを達成する為、著名に投資家のゴードン・ゲッコウ(マイケル・ダグラス)に取り入ろうとするが、逆に違法なインサイダー情報を集める手先として利用されてしまう。

 ゲッコウは、バドをさらに飼いならす為に愛人(ダリル・ハンナ)まであてがう。二人はバドの父親が労働組合に強い影響力を持つ航空会社の乗っ取りを謀ろうとするが、、、。

 途中でゲッコウの冷徹なやり方に反対したバドは父親と伴に抵抗して共倒れになってしまう。証券取引法違反で逮捕されたバドだが、父親との信頼関係を取り戻したことが救いとなり、静かに刑務所へ行く。

まだ、デジタル化していない証券市場の様子などが面白かった。

           NHKBSで視聴